シグマトロピー反応を機軸とする新しい炭素骨格構築法の研究

基于σ反应的新型碳骨架构建方法研究

基本信息

批准号：
09470483
负责人：
小泉徹
金额：
$ 5.95万
依托单位：
Toyama Medical and Pharmaceutical University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
1997
资助国家：
日本
起止时间：
1997 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

1.アリルセレノキシド,アリルセレニミド,アリルセレノニウムイリドの[2,3]-シグマトロピー反応による炭素炭素結合の形成を利用した環形成反応アリル二重結合上にアルキル置換基を持つ化合物を用いて,選択性および適用範囲を検討した.その結果,アリルセレノキシド,アリルセレニミド,アリルセレノニウムイリドのいずれの場合も不斉誘起が起こることが判明した.特に,セレノニウムイリドの反応の結果は,本法の4級炭素構築法としての可能性を示唆するもので,今後の展開が期待される.2.アニオニックオキビニルシプロパン転位を利用した奇数員環化合物の合成われわれのグループで開発した[3+4]アニュレーションの,三炭素源であるアクリロイルシランのβ置換基として,従来のケイ素やスズなどのヘテロ原子以外に,アルキル基でも反応が進行することが明らかとなった.これにより,従来法では合成が困難であった七員炭素環を含む多環構造の単工程での構築が可能となり,今後の天然物合成などへの応用が期待される.また,アクリロイルシランのβ置換基として,塩素原子のような脱離基を導入したところ,[3+2]アニュレーションの場合は4-ヒドロキシ-2-シクロペンテノン誘導体が,また[3+4]アニュレーションではシクロヘプテンジオンに加えて,四員環を含む三環性化合物が生成することがわかった.

1. 利用烯丙基硒氧化物、烯丙基硒酰亚胺、烯丙基硒叶立德的[2,3]-σ反应形成碳-碳键的成环反应使用烯丙基双键上具有烷基取代基的化合物进行选择结果，烯丙基氧化硒、烯丙基硒酰亚胺、烯丙基硒发现在所有的壬叶立德情况下都会发生不对称诱导。特别是与硒叶立德的反应结果表明该方法作为构建季碳的方法的可能性，我们期待未来的发展。本课题组利用阴离子氧乙烯基环丙烷重排[3+4]合成奇数环化合物已经清楚的是，除了传统的杂原子（例如硅和锡）之外，反应还可以用烷基作为丙烯酰硅烷的β取代基进行，丙烯酰硅烷是环化的三碳源，现在可以构建含有的多环结构。一步合成七元碳环，这是很难实现的，这将导致未来的应用，例如天然产物合成。另外，在丙烯酰硅烷中导入氯原子等离去基团作为β取代基时，在[3+2]环化的情况下，除了环庚烯二酮以外，还生成4-羟基-2-环戊烯酮衍生物。 3+4]环化产生含有四元环的三环化合物。