エナミンを求核剤とする不斉ニトロソアルドール反応の開発及び水系溶媒反応への展開

使用烯胺作为亲核试剂开发不对称亚硝基羟醛反应并扩展到水溶剂反应

基本信息

批准号：
08F08352
负责人：
小林修
金额：
$ 0.96万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2008
资助国家：
日本
起止时间：
2008 至 2010
项目状态：
已结题

项目摘要

光学活性β-アミノアルコール類は天然物のユニットに多く見られるのみならず、数多くの不斉触媒の原料として広く用いられている化合物群であるが、それ自身の合成法は限られたものであり、より効率的な供給手法の開発が望まれている。現在、筆者らはニトロソ化合物を求電子剤として用いるβ-アミノアルコールの効率的合成反応開発に向けた研究を行っている。本反応を開発するにあたり、より有効な触媒開発が必須であると考えられる。これまでに当研究室で検討を行っている、地球上に豊富に存在するアルカリ土類金属を積極的に用いる環境調和型の不斉触媒開発において、カルシウムアルコキシドと光学活性ピリジンビスオキサゾリン配位子から調製されるキラルカルシウム触媒が、イミンとマロン酸エステルとの不斉マンニッヒ反応を良好なエナンチオ選択性をもって進行させることを見いだしている。そこで、本触媒系を用いてニトロソ化合物との反応の検討を行ったが、現在までに有効な結果は得られていない。一方で、新たに開発したキラルカルシウム触媒を用いる、マロン酸エステルのα,β-不飽和エステルへの1,4-付加および不斉プロトン化連続反応の検討を行ったところ、目的とする光学活性な1,4-付加体が極めて高いエナンチオ選択性で得られることがわかった。本結果は、新たに開発したキラルカルシウム触媒の有用性を示すものであり、今後、本触媒を用いるニトロソ化合物との反応を目指す検討を行っていく。

光学活性β-氨基醇是一类化合物，不仅存在于许多天然产物中，而且广泛用作许多不对称催化剂的原料，但其合成方法有限。希望开发一种更有效的供应方法。目前，作者正在研究开发使用亚硝基化合物作为亲电子试剂的 β-氨基醇的有效合成反应。在开发该反应时，开发更有效的催化剂被认为是至关重要的。在积极利用地球上丰富的碱土金属开发环保型不对称催化剂的过程中，我们实验室对醇钙和光学活性吡啶双恶唑啉配体进行了研究，发现由上述制备的手性钙催化剂。该方法允许亚胺和丙二酸酯之间的不对称曼尼希反应以良好的对映选择性进行。因此，我们研究了使用该催化剂体系与亚硝基化合物的反应，但迄今为止尚未获得有效的结果。另一方面，当我们使用新开发的手性钙催化剂研究丙二酸酯的 1,4-加成和不对称质子化为 α,β-不饱和酯的连续反应时，我们发现达到了所需的光学活性。发现可以获得具有极高对映选择性的1,4-加合物。这些结果证明了新开发的手性钙催化剂的有用性，我们将继续研究该催化剂在与亚硝基化合物的反应中的用途。