「法と経済学」の適用と限界に関する総合的研究-知的財産法を素材として-

综合研究“法与经济学”的应用与局限性——以知识产权法为素材——

基本信息

批准号：
19653010
负责人：
潮海久雄
金额：
$ 1.34万
依托单位：
University of Tsukuba
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份：
2007
资助国家：
日本
起止时间：
2007 至 2009
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19653010/
关键词：
法と経済学知的財産法比較法法制史データ分析

项目摘要

知的財産法の問題のうち、侵害と帰属に分けて、法と経済学と比較法的考察の両面から検討した。侵害の局面で、わが国の文献は、法と経済学のみではほとんど説得力がないように考えられた。他方、拙稿では、経済学の視点、用語から考え方の対立を著作権の侵害主体、公正使用の問題において、モデル化した(「サーチエンジンにおける著作権侵害主体・フェアユースの法理の変容」筑波法政46号、「著作権侵害の責任主体:不法行為法および私的複製・公衆送信権の視点から」斉藤博先生御退職記念論集)ものの、比較法的考察が中心であった。このように新しい問題について法と経済学を補足的に用いるのに有効な局面が存在するかもしれないと考えられる。これに対して、権利の帰属の局面では、法と経済学の考え方から有益な視点を導き出しているものは管見の限りみあたらず、むしろ、説明の跡づけとして用いる弊害、結論を無理やり導出する弊害、インセンティブのみで説明しようとする弊害が、わが国の文献でも顕著に見られた。その他、独占禁止法、社会学におけるアンケート調査、他の自然科学における研究手法、特許明細書に見られる論証方法等を検討し、伝統的な法学の研究手法と比較した。結論として、法の趣旨、比較法的考察と同様の頭の働かせ方は、これら他の分野でも見られることであり、また、経済学や定量的考察が必ずしも有効でない局面が、経済に近い知的財産法においても広く存在することが明らかとなった。今後知的財産法のさまざまな局面で法と経済学が有効な局面を探究していきたい。

在知识产权法问题中，我们将其分为侵权和归属，并从法学、经济学和比较法的角度进行考察。在侵权领域，我国的文献仅凭法律和经济学被认为没有什么说服力。另一方面，在我的论文中，我从经济学和术语的角度对版权侵权者和合理使用问题上的思想冲突进行了建模（“版权侵权者和搜索引擎中合理使用的法律原则的转变”），筑波法生）第46期，《版权侵权的责任方：从侵权法与私人复制和公开传播权的角度》，纪念斋藤教授退休的论文集，重点是比较法律考虑。这样，人们认为，在某些情况下，利用法律和经济学的补充来解决新问题可能是有效的。另一方面，在权利归属方面，据我所知，还没有从法学和经济学的思想中衍生出有用的观点。事实上，用它来作为解释的痕迹和危害是有危害的。在强行得出结论时，试图仅通过激励来解释的负面影响在日本文献中也很明显。此外，我们还考察了反垄断法、社会学的问卷调查、其他自然科学的研究方法以及专利说明书中的论证方法，并将其与传统的法律研究方法进行了比较。总之，法律的目的和与比较法律考虑相同的思维方式也可以在这些其他领域中看到，并且在某些情况下，经济学和数量考虑不一定有效，这一法律已经很明显。也广泛存在于物权法中。未来，我想探讨法律和经济学在知识产权法各个方面发挥作用的方面。