エナメル質形成の分子機構解明とその一般的方法論の構築

阐明牙釉质形成的分子机制并构建其通用方法

基本信息

批准号：
18791368
负责人：
武藤太郎
金额：
$ 2.24万
依托单位：
The University of Tokushima
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2006
资助国家：
日本
起止时间：
2006 至 2007
项目状态：
已结题

项目摘要

我々の研究室では、常染色体劣性遺伝性のエナメル質形成不全を呈するラット(AMIラット)の解析を通じて、エナメル質形成の分子機構を明らかにする事を試みている。我々は既に、AMIラットの原因遺伝子の候補となりうる遺伝子群の網羅的解析から、AMIラットのある遺伝子(以下、遺伝子Xと記載する)上に変異を見いだしている。そのため、本研究では、遺伝子Xに着目して、AMIラットの遺伝学的解析を行っており、以下の成果をあげた。1.野生型遣伝子Xを導入したTransgenic ratの選別野生型遺伝子X発現コンストラクトを保持するTransgenicライン13系統を得る事ができた。これらのラインを繁殖させ、生後6日目の臼歯でのtransgeneの発現量を定量し、発現量の多い3つのラインを選別した。2.AMIラットヘの、遺伝子X発現Transgeneの導入野生型遺伝子X発現コンストラクトを保持するラットをAMIラットに2回バッククロスする事によって、変異型遺伝子Xをホモで持ち、transgene由来の野生型遺伝子Xを保持するラットを作製した。このラットでのエナメル質形成の度合いを今後解析する予定である。3.AMIラットでの、歯以外での遺伝子X発現領域における異常の発見野生型遺伝子Xは、口ひげの毛胞で発現する事が知られている。それに関連して、我々は、AMIラットの口ひげの形態に異常(波形の形態)がある事を見出した。今後はさらに組織学的、分子的に詳細な解析を行う。

我们的实验室正试图通过对常染色体隐性牙釉质发育不全大鼠（AMI大鼠）的分析来阐明牙釉质形成的分子机制。我们已经发现了一个基因的突变（以下简称基因）因此，在本研究中，我们对AMI大鼠进行了遗传分析，重点关注X基因，并取得了以下结果。 1.导入野生型基因X的转基因大鼠的选择我们能够获得13个携带野生型基因X表达构建体的转基因品系。培育这些品系，对出生后6天的臼齿中转基因表达量进行定量，并选择三个具有高表达水平的品系。 2.将基因X表达转基因引入AMI大鼠通过回交携带野生型基因的大鼠，我们创建了保留以下基因的大鼠。我们计划将来分析这些大鼠的牙釉质形成程度。 3. AMI大鼠牙齿以外基因X表达区域异常的发现已知野生型基因X在胡须毛囊中表达。与此相关，我们发现AMI大鼠的胡须形态异常（波形形态）。未来，我们将进行更详细的组织学和分子分析。