インドにおけるダリットを対象とする補償教育制度原理に関する研究

印度达利特人补偿教育制度原则研究

• 批准号: 15730367
• 负责人: 牛尾 直行
• 金额: $ 2.24万
• 依托单位: Juntendo University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2003
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2003 至 2005
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15730367/
• 关键词: ダリット; 補償教育; 教育制度原理; 教育の機会均等; ケイパビリティ; インドの教育; インド; 補償教育制度; アマルティア・セン; 留保制度; 教育機会

1.本年度の研究の概要本年度は本科研費研究の最終年度にあたり、平成15/16年度に実施した調査と文献研究を総合的にまとめ、論文として成果を示す年度であった。そのため、春から秋にかけては主としてこれまで解読・調査してきた補償教育制度に関する研究成果を整理し、まとめた。さらに冬以降は平成18年春実施の補足的調査の準備を行い、本研究がインドの教育制度原理のみならず、インドの人間開発全般に関わる重要な課題であることを示した。2.研究成果のまとめと公表本研究の成果を学位請求論文としてまとめるため、以下のような内容につき調査結果と文献研究の総合を行った。第一に、補償教育制度の制度的発展を確かめる中で、それが教育制度の原理や理念からではなく、現実の政治的状況から生成されていく過程を明らかにした。第二に、独立後と現在のダリットを対象とする補償教育制度を発展史・運用・実態の三側面から複眼的に考察することにより、人間と教育機会の保障を立体的にとらえていく必要について説明した。第三に、補償教育制度研究の理論と課題について、財の再配分のための補償教育ではなく、A.センの言うケイパビリティの平等とは何か検討し、それが現実の教育制度としてどのように実現できるのか考察を行った。本研究に関し具体的に単発論文としてまとめ、公表されたのは、「『人間の安全保障』の議論と日本の教育改革」(日本教育制度学会編『教育改革への改革提言集』第四集、2005年所収)のみだが、現在、日本比較教育学会に「インドにおけるダリットの不就学・ドロップアウト要因に関する一考察」、日本教育制度学会に「インド・カルナータカ州におけるダリットを対象とする補償教育制度の発展史」という二論文を投稿中である。3.補足的調査の実施昨年度までの調査および今年度の文献研究で明らかにできなかった諸点に関して、現地調査を実施した。ダリット解放運動家およびダリット学校運営者・教師およびダリット児童・学生に直接面接をして、聞き取り調査を実施した。

一、今年研究概况 今年是KAKENHI研究的最后一年，也是对2003/2003年的研究和文献研究进行全面总结并以论文形式呈现结果的一年。因此，从春天到秋天，我主要整理和总结了我迄今为止所破译和调查的与补偿教育制度相关的研究成果。此外，冬季过后，还为2006年春季进行的补充调查做准备，表明这项研究是一个重要问题，不仅关系到印度教育制度的原则，而且关系到印度整个人类发展。 2、研究结果的总结与发表 为了将本研究的结果总结为学位论文，我们综合了调查结果和文献研究，内容如下。首先，在考察补偿教育制度的制度发展时，我澄清了它的产生过程，不是从教育制度的原则和理念出发，而是从实际的政治形势出发。其次，需要从三个维度思考人的保障和教育机会，从发展历史、运行情况和现实三个角度审视独立后和今天的贱民补偿教育制度。第三，关于补偿性教育制度研究的理论和问题，我们将考虑A.森所说的能力平等，而不是为了重新分配商品而进行的补偿性教育，以及这将如何作为一个实际的教育制度发挥作用。调查是否可以实现这一目标。这项研究被具体总结为一篇论文，发表为《关于“人类安全”与日本教育改革的争论》（日本教育制度协会编《教育改革提案集》第4卷） ），2005），但目前日本比较教育他目前正在向日本教育学会提交两篇论文，《印度达利特人不上学和辍学的因素研究》和《印度卡纳塔克邦达利特人补偿教育制度的发展历史》 ” 到日本教育系统协会。三、开展补充研究 针对去年研究和今年文献研究中未能明确的各种问题，我们进行了实地调查。采访是通过直接采访达利特解放活动人士、达利特学校管理人员和教师以及达利特儿童和学生来进行的。