痴呆高齢者のせん妄の発症過程に関する研究―介護老人保健施設と療養型病床群の比較―

痴呆老人谵妄发病过程研究-护理设施与康复病床比较-

• 批准号: 14771419
• 负责人: 長谷川 真澄
• 金额: $ 0.9万
• 依托单位: Kanagawa University of Human Services (2003)Sapporo Medical University (2002)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2002
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2002 至 2003
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-14771419/
• 关键词: 高齢者; 療養型病床群; せん妄; 看護師の予測; 判断; 介護老人保健施設; 環境への適応; 睡眠

痴呆高齢者のせん妄の発症過程を明らかにすることを目的とし、平成14年度は介護老人保健施設の高齢者を対象に入所後数日間の睡眠・覚醒周期への影響をとらえた。これに引き続き、平成15年度は療養型病床群の入院高齢者を対象にデータ収集を行った。対象はN病院の療養型病床群のアセスメント病棟に入院した高齢者6名(男性2名、女性4名)である。平均年齢は81.3歳であり、介護度2と3が各2名、介護度4と5が1名ずつであった。対象は高血圧、糖尿病、骨折、腎不全、リウマチなど複数の疾患を有しており、老人性痴呆の診断を有する者は2名含まれた。せん妄評価尺度(DRS)の点数は0から8点に分布し、入院から3日目までの間にDRS12点以上(せん妄と診断)になる者はいなかった。結果的にせん妄となった高齢者が含まれなかったため、療養型病床群でのせん妄の発症過程を明らかにするまでには至らなかった。しかしながら高齢者のデータ収集と同時に実施した受持ち看護師に対する対象高齢者のせん妄発症の予測とその理由についてのインタビューデータから、療養型病床群の看護師が高齢者のせん妄のアセスメントで注目しているデータが明らかになった。注目データを大別すると、入院時の高齢者の様子、入院前の生活と入院環境とのギャップ、せん妄の既往の3つに分類された。入院時の様子は、見当識障害、意味不明の言動、表情が固い・乏しい、落ち着きがない等から判断していた。生活環境のギャップは、本人の希望しない入院、ADL能力の誤認知覚、入院前の夜間不眠の有無などから入院による高齢者のストレス荷重状況をアセスメントし判断していた。これらは、せん妄を予測し適切な予防ケアを実施する上で重要な情報であり、今後のせん妄アセスメントツール開発の基礎資料として役立つと考える。

为了弄清痴呆老人谵妄的发病过程，我们于2002年调查了居住在老人护理机构的老人入院后最初几天对睡眠-觉醒周期的影响。此后，在2003年度，我们收集了护理床组住院老年患者的数据。研究对象为N医院疗养床组评估病房收治的6名老人（2男2女4人）。平均年龄为 81.3 岁，2 级和 3 级护理各 2 名患者，4 级和 5 级护理各 1 名患者。受试者患有高血压、糖尿病、骨折、肾功能衰竭、风湿病等多种疾病，其中两名受试者被诊断为老年痴呆症。谵妄评定量表（DRS）评分范围为0至8分，截至入院第三天，没有患者DRS评分为12或更高（诊断为谵妄）。由于发生谵妄的老年患者未纳入其中，因此无法明确护理床组发生谵妄的过程。然而，根据与老年患者数据收集同时进行的访谈数据，其中要求护士预测目标老年人谵妄的发生情况及其原因，发现护理床上的护士团体正在关注老年患者谵妄的评估数据已被披露。感兴趣的数据大致分为三类：老人住院时的情况、患者住院前的生活与医院环境的差距、谵妄病史。他入院时的状况是神志不清、言语和行为难以理解、面部表情僵硬或迟钝以及焦躁不安。根据意外住院、ADL能力的误解以及住院前夜间是否存在失眠等因素，评估老年人因住院而承​​受的压力负担，从而确定生活环境的差距。我们相信，这些信息对于预测谵妄和实施适当的预防护理非常重要，并将作为开发未来谵妄评估工具的基础数据。