中世前期国家運営における御家人所領の機能について

论御人正令在中世纪早期国家管理中的作用

基本信息

批准号：
02J03544
负责人：
清水亮
金额：
$ 2.3万
依托单位：
Tokyo Metropolitan University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2002
资助国家：
日本
起止时间：
2002 至 2004
项目状态：
已结题

项目摘要

今年度の研究実績は以下のとおり。(1)鎌倉期西国の武士団結合の展開の具体相とその歴史的性格について、御家人制・都鄙間交通のあり方と関連づけた研究についてはほぼ成稿しており、投稿する予定である。(2)鎌倉末・南北朝期の東国御家人の結合や一族運営の具体相を、地方都市や宗教との関わりで具体的に論じた。この研究については既に投稿しており、今年度中に発表できる見通しである。(3)御家人制の地域的展開の流れを検討するなかで、九州の御家人制についても惣地頭-小地頭制と関連づけて鎌倉期を通じた時系列的な変化を具体的に明らかにした。この点については、これまでに公にした成果を踏まえて発表する予定である。(4)鎌倉末期の東国における鎌倉幕府「特権的支配層」の所領増加のあり方とその契機・特徴を幕府が担う国家的機能との関連から検討し、ほぼ論文化した。(5)鎌倉期の御家人制・地頭制が地域社会において担った機能の具体相、また御家人集団・地頭の地域社会における機能が中世国家運営においてどのように吸い上げられていったか、という問題を明らかにするため、事例収集を行っている。またこの問題に取り組むため領主制の研究史を再検討し、在地領主研究の新たな方法を上記の課題に導入する試みを行っている。

今年的研究成果如下。（1）我已基本完成了关于镰仓时代西域武士集团联盟发展的具体方面和历史特征的研究，涉及到御将制度的状况以及首都与边远地区之间的交通状况，并计划提交它们。 (2)结合地方城市和宗教,详细讨论了镰仓末期和南北朝时期东国御制院的联合和氏族管理的具体情况。该研究已经提交，预计将在本财年发表。 (3)在考察御院制度的地域发展的流程时，我们具体阐明了镰仓时代九州御院制度与总地神-小地上制度之间的时间变化。关于这一点，我们计划根据目前已公开的结果进行公告。（4）考察镰仓幕府末期镰仓幕府“特权统治阶级”在东国地区增持的方式、触发因素和特征，以及其所承担的国家职能幕府的决定，几乎全部写进了报纸。（5）镰仓时代御院系和地藤系在地方社会中发挥的具体功能问题，以及御院系和地藤在地方社会中的功能如何吸纳到镰仓时代的管理中的问题。为了澄清这一点，我们正在收集案例研究。此外，为了解决这个问题，我们正在重新审视封建领主制度研究的历史，并试图引入新的地方封建领主研究方法来解决上述问题。