20世紀の文学における空間と「接触」の表現

20世纪文学中的空间与“接触”表达

基本信息

批准号：
09J07758
负责人：
高村峰生
金额：
$ 0.51万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2009
资助国家：
日本
起止时间：
2009 至 2010
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-09J07758/
关键词：
モダニズムイギリス:アメリカ:フランス写真接触表象 D.H.ロレンスアルフレッド・スティーグリッツ哲学・思想比較文学アメリカ;イギリス:フランス:ドイツ:日本文学理論美学・芸術学触覚国際情報交換

项目摘要

Merleau-Pontyにおける接触の問題についての論文を、二次文献などを吟味しつつ、じっくりと改稿することができた。8月からはD.H.Lawrenceのテキストを集中的に読み、後期のテキスト、とりわけ彼の美術論に議論を集中することに決定して、9月から二ヶ月ほどの間で集中して、ロレンスにおける接触の問題について論じることができた。この部分では、ロレンスのエトルリア文明についての著述を、彼のセザンヌについての美術論と結び付けて論じ、彼の後期著作について新たな視座を形成することができた。その後は、Alfred Stieglitzとその周囲にいた詩人や芸術家の接触についての集合的な言説を考察の対象とした。11月から12月を調査に当て、執筆はおおむね12月から2月にかけてなされた。ここでは、Stieglitzという写真家が、自分の作品を通じて触覚的な身体感覚を喚起するようなイメージをつくり出そうとしていたいことを中心に論じ、彼と関係の深かった画家のMax Weber、批評家のWaldo FrankやPaul Rosenfeld、詩人のWilliam Carlos Williamsなども、同じように接触を機械文明に抗する芸術家の生の表現として捉えていたことを示した。この部分の調査では、滞在先のイリノイ大学の美学科に所属する専門図書館を大いに利用した。特にそこに所蔵されていた、Stieglitzの監修した重要なモダニズムのジャーナルであるCamera Workをじっくりと検討することができたのも大きな収穫である。この一年の間に、ドン・デリーロの『ボディ・アーティスト』という作品についての批評を投稿し、修正を経て受理された。また、アメリカ内での学会に二度参加し、発表を行うことができた。

关于Merleau-Ponty中的联系问题的论文在检查辅助文件时可以缓慢修订。从八月开始，我决定专注于阅读D.H. lawrence的文本，专注于后期的文字，尤其是他的艺术，并专注于劳伦斯，大约是9月份的两个月。在这一部分中，劳伦斯关于伊特鲁里亚文明的著作与他关于塞尚的艺术理论有关，他能够对他的后期作品形成新的观点。后来，他考虑了阿尔弗雷德·斯蒂格利茨（Alfred Stieglitz）的小组讨论以及周围诗人和艺术家的联系。从11月到12月的调查，写作通常是从12月到2月撰写的。在这里，摄影师斯蒂格利茨（Stieglitz）致力于创建一个通过他的作品唤起触觉的图像，并且是画家麦克斯·韦伯（Max Weber），批评家，与他密切相关。表明接触也被视为抵制机械文明的艺术家的表达。在这一部分中，他使用一个特殊图书馆属于伊利诺伊大学伊利诺伊州美学系。特别是，我们能够仔细考虑摄影作品，这是一本由斯蒂格利茨（Stieglitz）监督的重要现代主义期刊，这是一个很大的收获。在过去的一年中，他对唐·德里洛（Don Delillo）的作品称为“身体艺术家”（Body Artist），并在修订后被接受。他还两次参加了在美国的会议，并能够进行演讲。