多摩ニュータウン開発の構想と現実-新文化都市建設の情景-

多摩新城开发的理念与现实 - 文化新城建设场景 -

基本信息

批准号：
09J05809
负责人：
林浩一郎
金额：
$ 0.9万
依托单位：
Tokyo Metropolitan University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2009
资助国家：
日本
起止时间：
2009 至 2010
项目状态：
已结题

项目摘要

多摩ニュータウン(NT)開発が、地域社会にいかなる構造変動をもたらしたか。その開発手法はいかなる問題を孕み、地域の先人達はいかに乗り越えようとしたか。これらを地付層の生活史から考察し、これまでの郊外コミュニティ論・郊外論、都市計画・建築学の知見とは異なるNT像を提示した。1.NT開発に抗い、農地除外に成功した住民運動および、その運動を支援した専門家集団と施工者の対抗のなかで提言された「農住都市構想」の盛衰を考察した。成果は『日本都市社会学会年報』に掲載された。2.開発を進めた権力構造を明らかにするため、(1)旧地主有力者へのヒアリング(2)行政機構と議会構成の分析(3)多摩市の歳入・歳出分析を行った。結果、3点を明らかにした。(1)1967年以降、自民党政府-日本住宅公団-地主層と社会党-共産党-美濃部都政-市民層の対抗のなか、NT開発は進められた。(2)公団・都政・地元市政の制度的妥協による「行財政要綱」による財政措置により、(1)政府(2)革新都政・地域民主主義運動(3)地主有力者が対立しながらもNT建設を進めた。成果は地域社会学会で報告した。4.多摩市の産業構造・政治構造・空間構造の変化を分析し、開発の受益/受苦の構造を考察した。公団は農地を売却した地権者をNT周縁部の団地商店街へ誘導する一方、公団と民間資本が出資する「新都市センター」にNT中央部を譲渡し、大規模商業施設を誘致した。このような産業/消費空間のプランニングは、生活再建する地付層の事業・商売を衰退させる一因となった。公団は資本労働者である来住層の消費欲求を満たすため、開発の受益者たろうとした地付層を受苦者としてNTに包摂したとも言える。これらの成果は、11年度に論文として発表する。5.拙稿「多摩ニュータウン開発の情景-実験都市の迷走とある生活再建者の苦闘」(『地域社会学会年報』20)が日本都市社会学会若手奨励賞を受賞した。

多摩新城（NT）的开发给当地社区带来了什么样的结构变化？这种发展方式造成了什么样的问题，当地的前辈是如何克服这些问题的？通过从内陆阶层的生活史来审视这些问题，我们呈现出一幅不同于传统郊区社区理论、郊区理论、城市规划和建筑知识的北领地形象。 1. 我们考察了在抵制新界开发、成功排除农地的居民运动中提出的“农居城市概念”的兴衰，以及专家组和建设者的反对谁支持该运动。研究结果发表在日本城市社会学会年报上。 2. 为了明确促进发展的权力结构，我们进行了（1）对有影响力的前地主的访谈，（2）对议会的行政结构和构成的分析，以及（3）对多摩市的收入和支出的分析。结果，明确了三点。 (1) 1967年以后，NT的开发是在自民党政府、日本住宅公社、地主、社会党、共产党、美浓部市政府和公民之间的竞争中进行的。 (2) NT建设以公营企业、东京都、地方政府之间的制度妥协为基础，通过基于“行政财政方针”的财政措施，继续推进。结果在地区社会学会议上报告。 4. 分析了多摩市的产业结构、政治结构、空间结构的变化，并考虑了发展的受益者/受害者的结构。虽然公营公司指示已将农田出售的土地所有者到北领地外围的住宅区和购物区，但它也将北领地的中部转移到“新城市中心”，这是一个由公营公司资助的项目和民间资本，吸引大型商业设施。这种类型的工业/消费空间规划导致了正在重建生活的地主阶级的企业和商业的衰落。为了满足作为资本劳动者的外国居民的消费欲望，公营公司可以说将本应成为发展受益者的地主阶级纳入了北领地的受害者之中。这些结果将于 2011 年以论文形式发表。 5. 我的文章《多摩新城的发展场景——实验城市的失落与一个人重建生活的挣扎》（地方社会学会年报，第20期）获得日本城市学会社会学青年鼓励奖。