少年犯罪被害者による民事損害賠償請求訴訟の法社会学的研究-紛争処理論の視点から見た少年法と民事司法の調和的架橋-

未成年人犯罪受害人民事损害赔偿请求的法律社会学研究——纠纷解决理论视角下未成年人法与民事司法的和谐桥梁——

基本信息

批准号：
11872001
负责人：
和田仁孝
金额：
$ 1.47万
依托单位：
Kyushu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至 2001
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-11872001/
关键词：
紛争処理犯罪被害者刑事和解 ADR 少年法少年犯罪被害者

项目摘要

本年度は、本萌芽的研究の最後の年度として、被害者や関連機関での最終的な補充調査を実施したほか、その成果の取りまとめの作業を行った。とりわけ、犯罪被害者の刑事ADRの特質を理論的に明らかにするため、典型的な刑事犯罪とは異なり、刑事事件として処理されると同時に、民事司法の領域でも損害賠償請求訴訟が提起されうる事件類型として、医療過誤事件をとりあげ、比較検討を行った。すなわち、民事訴訟提起が、「真相を知る」ためのものと考えられる前者と、金銭的賠償を目的とする後者という仮説の検討である。しかし、その結果は、むしろ、両者の相似性、それもいずれも金銭賠償問題でなく、より情緒的・社会的な動機による紛争処理行動であることを浮き彫りとするものであった。このことは、逆に、民事司法やADR型の紛争処理制度こそが当事者にとって、より意義のあるフォーラムとして機能する可能性を示しており、今後、そうしたフォーラムのあり方の提言へ向けて、より本格的な研究を展開していく予定である。なお、副産物ではあるが比較対象とした医療過誤紛争領域では、すでに著書の形で成果を公開している。

今年，作为这项探索性研究的最后一年，我们与受害者和相关组织进行了最终的补充调查，并整理了结果。特别是，为了从理论上明确犯罪受害人刑事ADR的特征，与典型的刑事犯罪不同，它作为刑事案件处理，同时可以在民事司法领域提起损害赔偿诉讼。选取医疗事故案件作为案件类型，进行对比研究。换句话说，我们正在检验这样的假设：前者被认为是为了“了解真相”而提起民事诉讼，而后者被认为是为了获得金钱赔偿。然而，结果反而凸显了两者之间的相似之处，两者都不是金钱补偿的问题，而是更多出于情感和社会动机的争议解决行为。相反，这表明民事司法和ADR型争议解决制度有潜力成为对当事人来说更有意义的论坛，我们将继续努力在未来为此类论坛的形式提出更认真的建议我们计划进行进一步的研究。虽然它是一个副产品，但我们用来比较的医疗事故纠纷领域的成果已经以书籍的形式出版了。