ツォンカパの中観思想における時間論と業報思想の研究

宗喀巴中观思想中的时间论与业力思想研究

基本信息

批准号：
08J04525
负责人：
根本裕史
金额：
$ 0.64万
依托单位：
Hiroshima University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2008
资助国家：
日本
起止时间：
2008 至 2009
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08J04525/
关键词：
チベット国際情報交換仏教学時間論チベット:インド

项目摘要

本研究の目的は、ゲルク派の創始者ツォンカパの時間論と業報思想についての考察を通じて彼がインド仏教中観帰謬派の思想体系をどのように解釈しているか明らかにすることである。本年度はまず彼の『中論大註』および講義録『現量章疏』に依拠して、時間に関する表現の問題について検討した。彼は未来を「事物の未生起状態」と定義し、過去を「事物の消滅状態」と定義する。その結果、三つの時間は話者の属する時間とは無関係に措定され、無時制的な時間表現が可能となる。以上のことを英語論文"Tsong kha pa on the Three Times: New Light on the Buddhist Theory of Time"としてまとめた。つぎに、ツォンカパの『密意解明』に依拠して、彼が自身の時間論を応用して独自の業報思想解釈を展開している点を解明した。彼によれば過去になされた業は「業の消滅状態」として存在しており、その消滅状態が中観帰謬派の学説では効果的事物(結果を生み出す能力を具えた存在)とされる。それゆえ、ツォンカパが理解する帰謬派の学説では、唯識派が説くようなアーラヤ識の存在を前提とする業異熟の理論ではなく、業の消滅状態そのものが果をもたらすのだという独特の理論が採用される。以上のことを英語論文"Tsong kha pa on the Madhyamakavatara VI 39"として発表した。ツォンカパや後代のゲルク派の時間論を解明するためには、チベット語意味論の観点からの分析が必要である。本年度は「ドゥラ」とよばれる問答の手引書を精査し、チベット語の限定詞kho naが適用された場合にどのような命題解釈ができるか、特にrtag pa kho na(「常住なものだけ」)の有無をめぐる議論について考察した。その成果を第14回世界サンスクリット学会にて発表した。

这项研究的目的是找出他如何解释Gerck创始人Tswonkapa的想法系统以及商业新闻的概念，以解释印度佛教的思想体系。今年，我们首先检查了与时间相关的表达式问题，与他的“中央音符”和演讲记录有关，“由于当前由于当前的到期而导致的当前造成的当前。他将未来定义为“事物的不明状态”，并将过去定义为“事物的消失”。结果，无论说话者的时间如何，都可以确定三次，并且可能的时间表达是可能的。上面的总结为“三遍Tsong Kha Pa：关于佛教时间理论的新光”。接下来，他依靠Tonkapa的“澄清”，并阐明了自己的时间来发展自己的商业新闻理念。据他说，过去所做的工作是“业务的消失状态”，并且消失状态被认为是有效的事情（产生结果的能力）。因此，根据toshkapa的壮阳症理论，宣讲智慧的独特理论不是一种商业成熟理论，以阿拉亚的知识的存在为前提，而是业务的灭绝状态本身带来了该理论。以上作为英语论文发表了“ Madhyamakavata VI 39上的Tsong Kha PA”。为了阐明Zewonkapa的时间理论和后来的ge徒，必须分析藏语语言。今年，我们将审查称为“ Dura”的问题和 - 答案，当应用藏族有限的歌词Kho na时，可以解释哪种命题，尤其是rtag pa kho na），我们考虑了有关存在的讨论）。结果在第14座梵文协会宣布。