医科歯科連携のガイドラインを目指した冠動脈疾患と歯周炎の関係に関する研究

冠状动脉疾病与牙周炎关系研究，旨在制定医齿合作指南

基本信息

批准号：
22390404
负责人：
山本龍生
金额：
$ 6.32万
依托单位：
Kanagawa Dental College
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2010
资助国家：
日本
起止时间：
2010-04-01 至 2013-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究の目的は,わが国において,歯周炎が冠動脈疾患のリスク因子となるか否かを明らかにすること,および歯周炎が冠動脈疾患に及ぼす影響を活性酸素種の観点から検討することである。前年度に続き,歯周組織の状態と冠動脈疾患との関連をみるための横断研究を行った。日本大学練馬光が丘病院循環器科の42～89歳(平均69.4歳,標準偏差11.0歳)の患者70名(男性47名,女性23名)を対象に,問診,心血管疾患および口腔内の診査,血液生化学検査,血清の酸化ストレス度・抗酸化力の測定を行った。急性心筋梗塞19名,陳旧性心筋梗塞12名,狭心症11名,不安定狭心症6名,再発性虚血性心疾患5名であり,これらのいずれかの診断を受けた52名を虚血性心疾患群,その他の18名を非虚血性心疾患群とし,2群の比較を行った。その結果,虚血性心疾患群は非虚血性心疾患群よりも6mm以上の歯周ポケットを有する歯数が有意に多く,最高血圧が有意に高く,血中TNF-αレベルおよびHDLコレステロールレベルが有意に低かった(Mann-WhitneyのU検定,p<0.05)。一方,性,年齢,喫煙歴,飲酒歴,運動習慣,教育歴,歯間部清掃用具(フロス等)の使用の有無,歯磨き頻度,現在歯数,動揺歯数,平均歯周ポケット深さ,4mm以上の歯周ポケットを有する歯数,平均アタッチメントロス,4mm以上および6mm以上のアタッチメントロスを有する歯数,プロービング時の出血割合,根尖病巣保有歯数,歯垢指数,歯周ポケットからの排膿歯数,血清の酸化ストレス度・抗酸化力では2群間に有意差はみられなかった。これらの結果から,虚血性心疾患は重度の歯周炎と関連することが示唆された。一方,両者への関与が予想された活性酸素種については明らかな関連がみられなかった。なお,縦断研究については,約1年後の再検査を4名に対して行った。

本研究的目的是澄清牙周炎是否是日本冠状动脉疾病的危险因素，并从活性氧的角度探讨牙周炎对冠状动脉疾病的影响。继去年之后，我们进行了一项横断面研究，以探讨牙周组织状况与冠状动脉疾病之间的关系。对日本大学练马光丘医院心脏内科血液生化科70名年龄42～89岁（平均69.4岁，标准差11.0岁）的患者进行了访谈、心血管疾病和口腔检查。测试并测量血清氧化应激水平和抗氧化能力。对19名患者患有急性心肌梗塞、12名患者患有陈旧性心肌梗塞、11名患者患有心绞痛、6名患者患有不稳定型心绞痛、5名患者患有复发性缺血性心脏病，并对52名患有这些诊断之一的患者进行比较。两组，其中缺血性心脏病组18例，非缺血性心脏病组18例。结果显示，与非缺血性心脏病组相比，缺血性心脏病组的牙周袋大于或等于6毫米的牙齿明显较多，收缩压明显较高，血液中TNF-α和HDL胆固醇水平较低。显着较低（Mann-Whitney U 检验，p<0.05）。另一方面，性别、年龄、吸烟史、饮酒史、运动习惯、教育史、牙缝清洁工具（牙线等）的使用情况、刷牙频率、当前牙齿数量、移动牙齿数量、平均牙周袋深度、牙周袋大于或等于 4 毫米的牙齿数量、平均附着损失、附着丧失4毫米或以上和6毫米或以上的牙齿数量、探诊时的出血率、根尖周病变的牙齿数量、菌斑指数、牙周袋排出的牙齿数量、氧化应激水平和血清抗氧化能力两组间无显着差异。这些结果表明缺血性心脏病与严重的牙周炎有关。另一方面，活性氧之间没有明确的关系，预计活性氧两者都会参与。关于纵向研究，大约一年后对四名参与者进行了重新检查。