居住形態からみた日本古代王権の研究

居住形态视角下的日本古代王权研究

基本信息

批准号：
17J40027
负责人：
遠藤みどり
金额：
$ 1.58万
依托单位：
Miyagi Gakuin Women's University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2017
资助国家：
日本
起止时间：
2017-04-01 至 2022-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17J40027/
关键词：
後宮日本古代史天皇制

项目摘要

本研究の目的は、王権構成者の居住形態の再検討から日本古代王権構造の特質を解明し、学界全体に対して学術的な貢献を行うことである。本年度は、9月から出産・育児による研究中断のため、8月までの5ヶ月間の活動であったことから、昨年度に引き続き、中央公論新社の依頼による新書執筆、および同時に行っている科研費（若手Ｂ）の研究とも関連する、日本の「後宮」についての考察を集中的に行った。以上の成果の一部を「令制以前のキサキ制度と「後宮」」と題して、7月に口頭報告した。本報告では、日本と中国における「後宮」の違いと共通点を明らかにするとともに、中国の後宮制度を範としたキサキの制度が6世紀以降、日本でも整備されていくことを明らかにした。キサキ制度とは、世襲王権において、大王（天皇）の再生産をするための制度である。大王の配偶者として女性であるキサキのみが置かれているということは、大王の再生産は男王のみが担うことが前提とされており、女帝や女系による継承は想定されていないということである。つまり、日本の皇位継承は世襲王権の成立する6世紀以降、男系継承が志向されていたと考えられるのである。また、以前から投稿していた「日本古代後宮制度の再編過程」という論文が、『日本史研究』の査読を通過し、11月に掲載されることとなった。本論文では、平安時代初期における後宮制度の再編について、平城朝の諸改革に注目して検討した。本研究における「後宮」の検討は、本論文での検討結果に基づいているため、本論文の公表によって、本研究の意義がさらに高まることとなった。

本研究的目的是通过重新审视王权成员的生活安排，阐明日本古代王室结构的特征，为整个学术界做出学术贡献。今年，由于9月到8月因生育和育儿的原因研究中断，活动持续了5个月，所以和去年一样，我在中央公论新社的要求下继续写一本新书，并在同时进行了科学研究。我们集中研究了日本的“seragyu”，这也与Hoshi（Young B）的研究有关。上述结果的一部分在7月的口头报告中以“Rei系统之前的Kisaki系统和“Shokyu””为题进行了口头报告。这份报告阐明了日本和中国“色久”之间的差异和共同点，并揭示了日本从六世纪开始就仿照中国的“春久”制度建立了“喜崎”制度。木崎制度是一种世袭王权繁衍大王（皇帝）的制度。事实上，只有女性木咲被任命为大王的妃子，这意味着假定只有男性国王才能负责大王的繁衍，并且不会有皇后或皇后的继承权。女线是。换言之，人们认为，自六世纪确立王权世袭制以来，日本的皇位继承一直以男性继承为导向。另外，我之前提交的一篇题为《日本古代濑龙制度的重构过程》的论文通过了《日本历史研究》的同行评审，将于11月发表。本文考察平安时代初期皇宫制度的重组，重点关注平城宫廷的各项改革。本研究中对“seragyu”的研究是基于本文的研究结果，因此该论文的发表进一步增加了该研究的意义。