礁性三葉虫における形態型のニッチと機能的特性

礁石三叶虫的形态生态位和功能特征

基本信息

批准号：
17740339
负责人：
鈴木雄太郎
金额：
$ 2.3万
依托单位：
Shizuoka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2007
项目状态：
已结题

项目摘要

該当年度においては,各形態型の機能的特性を推定する際に重要となる呼吸機能についての検討をおこなった。三葉虫が呼吸を行っていた場所については,ほぼ一世紀にわたり"外肢=鰓"仮説が通説となっているが,検討は全く行われてきていない。そこで,現生の海性節足動物で系統的に遠いカニとカブトガニを用い,鰓構造の形態的共通項を探り出し,それをもとに三葉虫の"外肢=鰓"仮説を検討した。その結果この仮説は誤りであることが明らかとなった。さらに,外肢の上方に位置する部位に血脈状構造を見出した。節足動物は開放血管系であるが,鰓には血脈が存在することがよく知られているため,この領域が呼吸部位である可能性が高いと踏まえ,現生の海性節足動物における様々な呼吸器官の特徴や,呼吸領域の循環系と消化系や筋肉系との構造的関係性を比較解剖学的に求めた。その結果を三葉虫に血脈状構造とその周辺との構造関係と比較すると,矛盾のない対応関係が認められることが明らかとなり,呼吸領域の特定に成功した。前後半それぞれを論文として国際誌に投稿しており,それぞれ受理と査読中。また,礁において特定のニッチパターンを持たない種が,隠棲的な生態であったことを示す埋積状態を新たに見出した。近縁種は特定の深度・底質・緯度分布を示さない特性を持つことが知られており,複眼構造は三葉虫のなかでも原始的な部類であることと併せて,夜行性である可能性が高いと解釈することができた。この結果は学会での口頭発表を行った。

今年，我们研究了呼吸功能，这在估计每种形态类型的功能特征时很重要。关于三叶虫呼吸的地方，“外肢=鳃”假说已经成为近一个世纪的流行理论，但尚未进行任何研究。因此，我们利用螃蟹和鲎这两种系统发育较远的现存海洋节肢动物来寻找鳃结构的共同形态特征，并在此基础上检验了三叶虫的“外肢=鳃”假说。结果发现这个假设是错误的。此外，在肢体上部发现了静脉状结构。节肢动物具有开放的血管系统，众所周知，鳃中存在血管，因此该区域很可能是呼吸部位，我们考虑了现代海洋节肢动物中各种呼吸器官的特征和结构。对呼吸区的循环系统、消化系统和肌肉系统之间的关系进行了比较和解剖学研究。将结果与三叶虫的静脉状结构与其周围的结构关系进行比较，发现存在一致的对应关系，成功识别了呼吸区。前半部分和后半部分已作为论文提交给国际期刊，目前正在接受和同行评审。此外，我们新发现，在珊瑚礁上没有特定生态位模式的物种具有埋藏状态，这表明它们具有隐蔽的生态。已知相关物种具有不显示特定深度、基质或纬度分布的特征，并且它们的复眼结构使它们成为三叶虫中的原始类，这表明它们可能是夜间活动的，这可以解释为具有高水平。性的。研究结果在一次学术会议上口头报告。