日本食による神経精神疾患の予防効果に関する基礎的研究

日本食品对神经精神疾病预防作用的基础研究

基本信息

批准号：
16780103
负责人：
間宮隆吉
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Meijo University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2004
资助国家：
日本
起止时间：
2004 至 2005
项目状态：
已结题

项目摘要

ファーストフードやインスタント食品などによって,日本独特の食文化が衰退しており、ご飯や大豆を中心とした食生活の重要性が見直されている。平成16年度は2週間米を含む餌を食べたマウスと,米を含まない餌を食べたマウスの行動変化を観察したところ、市販のコーンスターチ入り飼料(コントロール)と比べて白米入り飼料や発芽玄米入り飼料を与えたマウスは水迷路試験で観察される空間学習能力が有意に高かった。そこで平成17年度はその神経調節機構について検討した。白米入り飼料や発芽玄米入り飼料を与えたマウスで見られた水迷路試験での学習能力の亢進作用はGABA(A)受容体拮抗薬ではなくNMDA受容体拮抗薬によってコントロールレベルまで抑制された。また、海馬におけるcalmodulin kinase II alpha(CaMKIIalpha)のリン酸化が有意に亢進していた。これらのことから米入り飼料の学習亢進作用の一部には海馬NMDA受容体/CaMKIIalphaを介する経路があることが示された。また、同様にICR系雄マウス(5週齢)を用い30日間の給餌後情動性に及ぼす影響について行動薬理学的に検討した。学習性無力および強制水泳の両試験において、コントロールと比較して白米入り飼料や発芽玄米入り飼料を与えたマウスにおいて抗うつ様作用が観察された。また行動実験終了後のマウス前頭皮質のセロトニン含量をHPLC法で測定したところ、コントロールと比較して白米入り飼料や発芽玄米入り飼料を与えたマウスにおいて有意に大きかった。したがって白米入り飼料や発芽玄米入り飼料は前頭皮質においてセロトニンの合成を高めることによって抗うつ様作用を示している可能性があることが明らかになった。

快餐和即时食品导致了独特的日本饮食文化的下降，并且正在重新考虑饮食习惯，主要是大米和大豆的重要性。在2004年，我们观察到在吃稻米食物两周的小鼠中的行为变化，而那些食用米饭的食物的小鼠与含有白米或发芽的糙米喂食的小鼠相比，在水迷宫测试中观察到的小鼠与含有玉米淀粉的市售食物相比，在水迷宫测试中观察到了明显更高的空间学习能力（对照）。因此，在2005年，我们考虑了其神经调节机制。水迷宫测试中的学习能力提高，在用白米或发芽的糙米喂养的小鼠中看到，NMDA受体拮抗剂而不是GABA（A）受体拮抗剂抑制了对照水平。此外，海马中的Calmolin激酶IIα（Camkiialpha）的磷酸化显着增加。这些结果表明，含水稻饲料的某些超学习效应包括穿过海马NMDA受体/camkiialpha的途径。同样，使用雄性ICR小鼠（5周大）研究了使用行为的药理，研究了30天后对情绪的影响。与对照组相比，在学习无助和强迫游泳测试中，在饮食中喂食饮食和发芽的糙米的小鼠中观察到了抗抑郁药样作用。此外，当通过HPLC测量行为实验完成后小鼠额叶皮层中的5-羟色胺含量时，与对照组相比，喂养白米饮食或发芽的糙米饮食的小鼠中，它的小鼠明显更大。因此，已经揭示了用白米饭的饲料和发芽的糙米饲料可能通过增加额叶皮质中5-羟色胺的合成而表现出抗抑郁药样作用。