世界で初めて分離したヒツジ由来ネオスポラ原虫の病原性の病理学的解析

全球首例分离的羊新孢子虫原虫致病性病理分析

基本信息

批准号：
13760217
负责人：
古林与志安
金额：
$ 1.54万
依托单位：
Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2001
资助国家：
日本
起止时间：
2001 至 2002
项目状态：
已结题

项目摘要

申請者らは世界で初めてヒツジから病原性が弱いと推察されるネオスポラ原虫を分離した.昨年度は分離原虫のITS-I領域の塩基配列を検索し,ウシ由来ネオスポラ原虫(Neospora caninum : NC)とは3塩基の,イヌ由来NCとは5塩基の相違を見出した.また,マウスへの感染実験を行い,本原虫の病原性がこれまでに報告されているNCのそれらと比較して弱く,病変の好発部位も若干異なることを見出した.そこで,本年度は分離原虫とNCの基準株であるNC-1間の病原性の相違を分離原虫の由来動物であるヒツジを用いて検討した.また,成マウスに対する分離株の病原性は非常に弱かったことから,分離原虫の新生マウスに対する病原性をBALB/cマウスを用いて検討した.また,終宿主であるイヌでの感染後の体内動態を検討するべく,イヌへの感染実験を行った.その結果,新生ヒツジを用いた感染実験では,NC-1株を接種した新生ヒツジは神経症状を呈して死亡し,病理組織学的にも脳炎像が観察されたのに対して,ヒツジ由来株を接種した新生ヒツジでは観察期間中,明らかな臨床症状はせず,中枢神経系病変も非常に軽微であった.以上のことから,分離原虫の由来動物であるヒツジにおいても,分離原虫とNC-1株の間に明らかな病原性の差異が確認された.BALB/c新生マウスへの感染実験では,接種後2週目,4週目,および6週目のいずれにおいても中枢神経系で,タキゾイト/シストを伴う高度の炎症像が確認され,分離原虫は免疫系の確立していない新生子期マウスに対しては強い病原性を持つことが明らかとなった.また,イヌへの感染実験では,極少数のイソスポラ属のオーシストの排出を検出したが,その大きさは既知のNCのものより若干大きく,その特定には至らなかった.組織検索では,イソスポラ属の有性生殖世代および無性生殖世代を検出し得たが,現状ではネオスポラのものであるかどうかは確定できていない.

申请人隔离了新孢子原生动物，据估计，在世界上，这是绵羊首次弱的致病性。去年，他们搜索了孤立原生动物的ITS-I区域的基本序列，并发现来自牛起源的Neospora caninum：我们发现，3个基地和NC（NC）和5个基地之间的差异来自犬科的NC。我们还对小鼠进行了感染实验，发现该原生动物的致病性比到目前为止报告的NCS弱弱，并且病变部位略有不同。因此，在今年，我们研究了分离株原生动物和NC-1之间的致病性差异，即NC的参考菌株，使用绵羊，源自分离株原生动物的动物。此外，观察到成年小鼠分离株的致病性。因为它非常弱，所以使用BALB/C小鼠研究了分离的原生动物小鼠的致病性。此外，为了研究最后一只宿主犬中传染病的内部动力学，我们在狗中进行了感染实验。结果，在使用新绵羊的感染实验中，注射了NC-1菌株的新绵羊，死亡是由神经系统症状引起的，并且观察到组织病理学脑炎，而新绵羊则被绵羊衍生的菌株施加。在观察期间，没有明显的临床症状，中枢神经系统病变很小。从这些结果中，在绵羊中证实了分离的原生动物和NC-1菌株之间致病性的明显差异，这是一种源自分离的原生动物的动物。在用BALB/C新生小鼠感染的实验中，在接种后的第二，第四和六周中，在中枢神经系统中证实了速氮/囊肿的高度炎症，而分离的原生动物是免疫系统。发现它在新生儿阶段小鼠中具有很强的致病性，但尚未确定。此外，在感染狗的实验中，检测到很少的卵囊排泄物被检测到了sospora属，但大小略大于已知NC的大小，并且尚未确定。组织搜索能够检测出等异孢菌的性和无性生殖世代，但目前尚不清楚它们是否来自Neospora。