ウィリアム・ブレイクと自然宗教の研究

威廉·布莱克和自然宗教研究

• 批准号: 63510258
• 负责人: 鈴木 雅之
• 金额: $ 0.83万
• 依托单位: Yamaguchi University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
• 财政年份: 1988
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1988 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-63510258/
• 关键词: ブレイク; 自然宗教; ニュートン; 力

「ウィリアム・ブレイク(William Blake,1757-1827)と自然宗教(Natural Religion)」という研究テーマは、これまでのブレイク学においては、しばしば言及されながらも、未だ十分には論じられたことはなかった。ハワード(John Howard)の『ブレイクの「ミルトン」』(Blake's Milton,1976)は、自然宗教の知的背景を主にトマス・ベイン(Thomas Paine)らに求め、ハーツィング (Thomas W.Herzing)の論文(Blake Studies,1973)はジョン・ロック(John Locke) とこのテーマの関係を扱っている。しかしながら、これらは共に 『ミルトン』 という作品を対象にしており、その議論も十分とは言えない。ブレイクにおける自然宗教のイメージは複雑・多様なものであるが、本研究では、先ず、18世紀英国における自然宗教の歴史的背景を明らかにした。その際、(1)ニュートン(Sir Isaac Newton)科学・ニュートン的自然哲学及びこれの注釈者(コメンティター)ともいうべき人たちによってなされた「ボイル講義」(Boyle lectures;特にBentleyやClarke等によるもの。A Defense of Natural and Revealed Religion,1739参照)が18世紀自然宗教の性格・方向の形成に果たした役割を重視した。更に、(2)18世紀に輩出した思弁的神話(Speculative Mythology)作家たちを特に取り上げ、英国古代史、ドルイド教育、英国・イスラエル運動、フリーメイソン、建築等と、自然宗教との関連を明らかにした。即ち、スピード(John Speed)、ステュークリ(William Stukeley)、ブラザーズ(Robert Brothers)、ウッド(John Wood)等の著作(マイクロフィルム)を上に述べた視点から解読し、彼らがブレイクに及ぼした影響を分析した。上で得た知見をもとに、未だ解明され尽くしたとは言い難い、ブレイク最後の大作、預言書『イエルサレム』(Jerusalem)の分析を試みた。

“威廉·布莱克（1757-1827）与自然宗教”这一研究主题在布莱克研究中经常被提及，但尚未得到充分讨论。约翰·霍华德（John Howard）的《布莱克的弥尔顿》（Blake's Milton）（1976）主要从托马斯·潘恩（Thomas Paine）等人那里寻求自然宗教的知识背景，并借鉴了托马斯·W·赫津（Thomas W. Herzing）的文章（布莱克研究，1973）处理约翰·洛克与这一主题之间的关系。然而，这两项研究都以《弥尔顿》为中心，讨论还不能说是充分的。尽管布莱克的自然宗教形象复杂多样，但本研究首先厘清了18世纪英国自然宗教的历史背景。当时，（1）艾萨克·牛顿爵士的科学、牛顿自然哲学以及对此的评论家的“波义耳讲座”；特别是本特利、克拉克等人的“波义耳讲座”。他强调了《捍卫自然和启示的宗教》的作用。 （见《自然与启示宗教的辩护》，1739）在塑造 18 世纪自然宗教的特征和方向方面发挥了作用。此外，（2）我们将重点关注18世纪的思辨神话作家，并阐明古代英国历史、德鲁伊教育、英以运动、共济会、建筑等与自然宗教之间的关系。也就是说，我们将从上述角度解读约翰·斯皮德、威廉·斯图克利、罗伯特·兄弟、约翰·伍德等人的作品（微电影），并评估他们对布莱克的影响。基于以上所获得的知识，我试图分析布莱克的最后一部主要著作，即尚未完全被理解的预言书《耶路撒冷》。