アクチン線維束に介したHIV-1 RevによるウイルスmRNAの核外輸送

HIV-1 Rev 通过肌动蛋白束将病毒 mRNA 输出到核

基本信息

批准号：
11161232
负责人：
木村富紀
金额：
$ 1.34万
依托单位：
Kansai Medical University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-11161232/
关键词：
HIV-1 Rev アクチン線維束 RNA核外輸送 RRE mRNA luciferase mRNA 能動輸送 CRM1

项目摘要

1.HIV-1 gag mRNAとRev、CRM1、Ran-GTPaseは核内F-アクチン上で核外輸送シグナル依存性に共存することを確認した。2.G-アクチンに特異的に結合し、F-アクチンを脱重合するLatrunculinB(LAT-B)を作用させたところ、上記細胞因子の共存は消失しgag mRNAの核外輸送は阻害された。3.この輸送阻害効果は可逆的であり、LAT-B除去後遺伝子導入細胞はgag mRNA輸送を再開した。そこで、この細胞を4℃に置いたところ、37℃に置いた場合とは異なり、RNA輸送の再度の阻害が認められた。以上の結果から、RRE RNA-Rev複合体の輸送は温度感受性であると結論した。4.GST-Revに核抽出液を加え共沈するCRM1を指標にRev-CRM1複合体形成の温度感受性を検討したところ、両者の結合は4℃では観察されなかった。また、この温度依存性の結合がGTPgSの添加により濃度依存的に抑制されるのが観察された。5.イントロンレスのluciferase mRNAの核外輸送は、RRE mRNAの輸送と同様温度感受性であると共に、CRM1とGTP結合型RanGTPaseを必要とし、LAT-Bにより阻害されることが観察された(Kimura et al.in preparation)。これまでmRNAの核外輸送は、単純拡散によりエネルギー非依存性に核外輸送されると考えられてきたが、以上の結果はイントロンを含むRev依存性のRRE RNAならびにイントロンレスのluc mRNAは、拡散によらず、核内F-アクチンを介し能動的に輸送されることを強く示唆した。

1.我们证实HIV-1 gag mRNA、Rev、CRM1和Ran-GTPase以核输出信号依赖性方式共存于核F-肌动蛋白上。 2.当应用特异性结合G-肌动蛋白并解聚F-肌动蛋白的Latrunculin B (LAT-B)时，上述细胞因子的共存消失，并且gag mRNA的核输出受到抑制。 3.这种转运抑制作用是可逆的，转染细胞在LAT-B去除后恢复了gag mRNA转运。当细胞置于 4°C 时，RNA 转运再次受到抑制，这与细胞置于 37°C 时不同。根据以上结果，我们得出结论：RRE RNA-Rev 复合物的运输是温度敏感的。 4. 当GST-Rev和CRM1共沉淀中加入核提取物作为指示剂时，考察Rev-CRM1复合物形成的温度敏感性，在4℃下未观察到两者之间的结合。此外，观察到这种温度依赖性结合通过添加GTPgS以浓度依赖性方式被抑制。 5.无内含子荧光素酶mRNA的核输出与RRE mRNA运输一样对温度敏感，需要CRM1和GTP偶联的RanGTPase，并且观察到被LAT-B抑制（Kimura等人准备中）。迄今为止，人们一直认为mRNA通过简单扩散以能量独立的方式转运出细胞核，但上述结果表明，含有内含子的Rev依赖性RRE RNA和不含内含子的luc mRNA是该运输不是由于扩散，而是通过核 F-肌动蛋白主动运输。