自己骨髄単核細胞移植による心筋梗塞後血管新生療法の実験的試み

自体骨髓单核细胞移植治疗心肌梗死后血管生成的实验研究

基本信息

批准号：
11158220
负责人：
室原豊明
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Kurume University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

従来成人における血管新生は、既存の内皮細胞の増殖と遊走にするもののみであると考えられてきたが、我々は最近成人末梢血中の単核球分画に血管内皮細胞に分化しうる内皮前駆細胞が存在することを報告した。内皮前駆細胞はCD34陽性細胞由来と考えられ、培養過程で血管内皮細胞の形質を獲得した。また内皮前駆細胞を標識しヒト内皮細胞と共培養すると、マトリゲル上で管腔形成に組み込まれることが示された。さらに、動物に経静脈的に投与すると、虚血下肢の血管新生に組み込まれることが明らかとなった。以上より成人における血管新生には、既存の毛細血管内皮細胞の増殖と遊走のみではなく、流血中の内皮前駆細胞の分化という血管形成型の血管新生も関与する可能性があることが示された。成人における内皮前駆細胞は骨髄由来であると考えられる。今回我々は、動物実験系(ウサギ片側下肢虚血モデル)において、蛍光色素ラベルした自己骨髄単核球細胞を直接虚血骨格筋内に植え込むことによって虚血部位における血管新生に自己内皮前駆細胞が組み込まれことを確認した。また、骨髄単核球を自己移植投与することによって、虚血骨格筋内における血管新生や血流が改善されることを確認した。方法として、下腿血圧左右比、血管造影による血管スコアの算定、虚血組織標本における免疫染色による内皮細胞の同定と毛細血管密度の算定、レーザードップラー法による皮下血流の計測を用いた。以上より、自己骨髄細胞の移植はによって、虚血骨格筋内の血管新生を有意に増強させうることが示された。

此前，人们认为成人的血管生成仅涉及现有内皮细胞的增殖和迁移，但我们最近发现成人外周血中的单核细胞部分含有可分化为血管内皮细胞的内皮细胞，报道了祖细胞的存在。。内皮祖细胞被认为源自CD34阳性细胞，并在培养过程中获得了血管内皮细胞特征。此外，当内皮祖细胞被标记并与人内皮细胞共培养时，它们被证明并入基质胶上的管腔形成中。此外，研究表明，当对动物进行静脉注射时，它会参与缺血下肢的血管生成。这些结果表明，成人的血管生成可能不仅涉及现有毛细血管内皮细胞的增殖和迁移，还涉及血管生成，即血流中内皮祖细胞的分化。成人的内皮祖细胞被认为源自骨髓。这里，在动物实验系统（兔单侧下肢缺血模型）中，我们将荧光染料标记的自体骨髓单核细胞直接植入缺血的骨骼肌中，证实了其安装。我们还证实，骨髓单核细胞的自体移植改善了缺血骨骼肌内的血管生成和血流。使用的方法包括使用血管造影术计算血管评分、使用缺血组织标本中的免疫染色识别内皮细胞和计算毛细血管密度，以及使用激光多普勒方法测量皮下血流量。上述结果表明自体骨髓细胞移植可以显着增强缺血骨骼肌内的血管生成。