反ユダヤ主義の成立・展開に関する社会史的研究

反犹太主义产生与发展的社会历史研究

• 批准号: 08610388
• 负责人: 竹中 亨
• 金额: $ 0.45万
• 依托单位: Osaka University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 1996
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1996 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08610388/
• 关键词: 帝政ドイツ; 反近代主義; 極右政党; 中間層

反ユダヤ主義の成立には、二つの要因を考慮する必要がある。つまり、半ば超歴史的なユダヤ人への偏見という長期的、共時的要因と、それが具体的な政治運動に現象する際の社会的要因である。歴史学的な認識関心からすれば、後者が重要である。というのも、ナチズムによるホロコーストは、何より後者の次元において解明されなくてはならないからである。政治的現象としての反ユダヤ主義は、近代化による社会変動を抜きにして考えられない。反ユダヤ主義を担った中間階層は、「近代化の敗者」という自己認識をもっていた。反ユダヤ主義的な政治運動は、彼らの抗議運動としての性格を色濃くもっている。したがって、表面的な反ユダヤ的言辞の一方で、これらの運動は社会改革的な側面を強く備えていた。農民を主たる支持大衆とする運動の場合には、農民運動としての性格が強く、手工業者が運動を支えた場合には、手工業保護の目的が鮮明となった。その際注意しておきたいのは、彼らの唱えた「ユダヤ」観念ははなはだ伸縮自在だったことだ、それによって、ユダヤ人に対する差別や排斥そのものを越えて、近代の社会的現実を攻撃することが可能になったのである。反ユダヤ主義は、帝政期ドイツに普及していた反近代主義の一翼を担っていた。復古的シンボル、近代への反発、社会批判の包括性・全体性などの点からして、反ユダヤ主義を西洋近代における一種の原理主義と捉えることが可能である。現代ドイツにおける極右運動も、現代世界のグローバル化という深刻な社会変動との関連で捉えることができよう。

建立反犹太主义时，必须考虑两个因素。换句话说，半历史偏见对犹太人的长期和同步因素以及当它成为具体政治运动现象时发生的社会因素。考虑到历史兴趣，后者很重要。这是因为基于纳粹主义的大屠杀必须在后一个维度上比任何事物都多。没有现代化引起的社会变化，反犹太主义是一种政治现象。负责反犹太主义的中产阶级具有“现代化失败者”的自我意识。反犹太政治运动对他们作为抗议运动的性格有着强烈的认识。因此，尽管肤浅的反犹太人话语，但这些运动具有强大的社会改革方面。在主要支持农民的运动的情况下，它作为农民运动具有很强的个性，而手工艺者支持该运动时，保护手工艺的目的变得清晰。目前应该指出的是，他们提倡的“犹太人”的想法非常灵活，使他们能够攻击现代社会现实，而不仅仅是歧视和排斥犹太人自己。反犹太主义是在德国帝国普遍存在的反现代主义的一部分。从振兴符号，对现代性的不满以及社会批评的包容性和整体性的看来，可以将反犹太主义视为西方现代的一种原教旨主义。现代德国的极右翼运动也可以与严重的社会变化有关，例如现代世界的全球化。

项目成果

竹中亨: "近代ドイツにおける復古と改革-第二帝政期の農民運動と反近代主義" 晃洋書房, 228 (1996)

竹中彻：“现代德国的恢复与改革——第二帝国时期的农民运动与反现代主义”《Koyo Shobo》，228（1996）