マルチメディア時代と著作権の集中管理

多媒体时代与集中版权管理

• 批准号: 07720036
• 负责人: 泉 克幸
• 金额: $ 0.7万
• 依托单位: The University of Tokushima
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1995
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1995 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07720036/
• 关键词: 著作権; 集中管理; マルチメディア

本研究は、著作権集中管理機構が有する独占力の問題を、競争法の観点からアプローチすることを目的としている。今年度行った研究実施内容としては、まず、計画に従って国の内外に存在する既存の著作権管理団体の実態の把握に努めた。この作業により、著作権集中処理機関の活動内容、種類、実際上の問題点等が明かとなった。次に、集中処理が現段階では最も進んでいる音楽の分野での管理団体であり、しかも著作権の伝統が古いフランスの団体SACEMが当事者となったMinistere V.Tournier (Case 395/87:[1991] 4C.L.M.R.248)事件を素材に、EEC条約による著作権管理団体の規制の基本的姿勢を検討した。このことから、(1)複数の管理団体が締結する相互代理契約が、利用者に対してレパートリーの直接の許諾を組織的に拒否するような意図または効果を有している場合、(2)争われている行為が団体の会員の権利と利益を守るという正当な目的の達成に必要な限界を超えている場合、(3)当該団体の使用料率が他の団体のそれより明らかに高い場合等は、EEC条約上問題となり得ることが判った。本年度はEU競争法上の判決例についてはある程度検討できたものの、わが国の議論や解釈につなげるまでには至らなかった。ところで、著作権とマルチメディアの問題は世界的レベルでの議論が必要であるが、昨年米国においてはホワイト・ペ-パ-が、またEUからグリーン・ペ-パ-が出された。今後、これら報告書の内容も踏まえた上で今年度の成果をさらに発展させ、著作権管理団体の運営に関する諸問題(特に、競争法による適切な規制の在り方)の整理、検討を行う予定である。

本研究的目的是从竞争法的角度探讨版权集中管理组织所拥有的垄断权力问题。今年的研究，按照计划首先致力于了解日本国内外现有版权管理组织的实际状况。该工作明确了版权集中处理组织的活动、类型和实际问题。接下来，Ministere V.Tournier（案件395/87：[1991]4C.L.M.R.248）事件，我们审视了欧洲经济共同体条约规范版权管理组织的基本立场。由此可见，（1）如果多个管理机构签订的相互代理协议具有系统地拒绝用户直接使用剧目许可的意图或效果，（2）（3）该机构的使用费率明显高于其他机构; 据发现，此类事项可能会在欧洲经济共同体条约下造成问题。今年，尽管我们能够考虑欧盟竞争法下的一些先例决定，但我们无法将其与日本的讨论和解释联系起来。对了，版权和多媒体问题需要在全球范围内讨论，去年美国发布了白皮书，欧盟也发布了绿皮书。今后，我们计划根据这些报告的内容进一步发展今年的成果，并组织和考虑与版权管理组织运作有关的各种问题（特别是竞争法下的适当监管形式）。

项目成果

泉 克幸: "日米欧の著作権の集中管理の現状" マルチメディア社会実現のために必要な知的財産権ルールに関する調査研究. 49-59 (1995)

泉克之：“日本、美国和欧洲集中版权管理的现状”实现多媒体社会所需的知识产权规则研究49-59（1995）。

泉 克幸: "EEC条約による音楽著作権管理団体の規制" 公正取引. 544号. 66-69 (1996)

Katsuyuki Izumi：“欧洲经济共同体条约下的音乐版权管理组织的监管”公平贸易第 544. 66-69 号。