知的財産権の侵害訴訟と権利濫用法理――競争政策的観点を考慮に入れて

知识产权侵权诉讼和权利滥用原则：考虑竞争政策的角度

• 批准号: 20K01437
• 负责人: 泉 克幸
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Kansai University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K01437/
• 关键词: 知的財産権; 独占禁止法; 権利濫用; 特許権; 競争法; 侵害訴訟

１　概要…知的財産権には「市場独占」という弊害を必然的に伴う。市場独占という弊害の除去には競争政策的観点の導入が有効かつ重要であると理解されている。本研究は、市場独占の弊害の対応策として権利濫用法理に着目し、その要件や基準を、競争政策の観点から明確に提示することを目的に実施するものである。本年度も当初の研究計画調書に従い、知的財産権侵害訴訟のうち、権利濫用と競争政策に関する事例、および知的財産に関する独禁法違反の事例（公取委の相談事例なども含む）や海外競争当局の動きについて資料の収集を行うと共に、その整理と分析を継続した。２　具体的成果…今年度、研究成果として「特許権の侵害訴訟における独禁法違反の主張と権利濫用」を、中央ロー・ジャーナル第19巻第３号25頁において公表した。その内容・意義は次のとおりである。知的財産権の行使について常に付きまとう競争上の弊害という問題を解消する手立ての１つとして独占禁止法の利用がある。具体的には、特許権などの知的財産権侵害訴訟において、特許権者が求める差止請求や損害賠償請求を、独禁法違反を理由に認めないというものである。このような手法は米国では一般的であるが、わが国ではほとんど例がなかったが、2020年7月、東京地方裁判所は特許権者による請求を、特許権者の行為が独占禁止法違反を構成し、権利濫用に当たるとしてこれを棄却するという判決を下した（リコー事件）。 本論文はリコー事件も参考にし、特許権侵害訴訟における独占禁止法違反の主張について検討を行ったものである。結論として、そのような主張の意義が今後はわが国でも高まること、また、権利濫用には特許法自体の解釈と合わせて独禁法違反を介在させる手法も積極的に活用すべきことを述べた。

1 概述：知识产权不可避免地具有“市场垄断”的弊端。据了解，引入竞争政策视角对于消除市场垄断的有害影响是有效且重要的。本研究的重点是滥用权利主义作为市场垄断有害影响的对策，旨在从竞争政策的角度明确提出其要求和标准。今年也按照原研究规划文件，知识产权侵权诉讼中涉及权利滥用和竞争政策的案件、涉及知识产权的反垄断违法案件（包括与公平交易委员会协商的案件等） ），以及海外竞争主管机构的动向，除了收集资料之外，我们还不断地进行整理和分析。 2.具体成果：今年，我们在《中央法律杂志》第19卷第3期第25页上发表了“专利侵权诉讼中的反垄断法侵权和滥用权利的主张”的研究成果。其内容及意义如下。运用反垄断法是解决知识产权行使中始终伴随的竞争损害问题的一种方法。具体而言，在侵犯专利权等知识产权的诉讼中，专利权人以违反反垄断法为由提出的禁令和损害赔偿请求将不会获得批准。虽然这种方式在美国很常见，但在日本几乎从未见过，但2020年7月，东京地方法院认定专利权人的行为构成违反《反垄断法》，并裁定该诉讼为“反垄断法”。滥用权利并驳回（理光案）。 本文还参考理光案，探讨了专利侵权诉讼中违反反垄断法的主张。最后，他表示，未来此类主张在日本的重要性将会增强，除了解释专利法本身外，还应积极利用涉及违反反垄断法的方法来打击权利滥用行为。

项目成果

プログラムにおける相互運用性の意義と著作権の保護範囲―Google 対Oracle事件米国最高裁判決を素材に

程序互操作性的重要性和版权保护的范围 - 基于美国最高法院在 Google 诉 Oracle 案中的判决

• 发表时间: 2022
• 期刊: 中央ロー・ジャーナル
• 作者: 泉 克幸

単一の色彩のみからなる商標の登録適格性（油圧ショベル第２事件）

仅由单一颜色组成的商标的注册资格（液压挖掘机案例2）

• 发表时间: 2021
• 期刊: 速報判例解説（別冊法学セミナー）
• 作者: Yaeko Mitsumori;Hiroshi Kato;Koichi Kamijo;Akiko Kato;菅真城;泉 克幸
• 通讯作者: 泉 克幸

口コミサイトのランキング操作と不競法違反（品質等誤認惹起行為）

操纵评论网站排名、违反反竞争法（引起质量误解的行为等）

• 发表时间: 2020
• 期刊: 速報判例解説（別冊法学セミナー）
• 作者: 佐藤 慶一;丹波 史紀;関谷 直也;除本 理史;宮下紘;泉 克幸
• 通讯作者: 泉 克幸

商品の形態（１）--独創性の要否

产品形态（一）——需要原创性？

• 发表时间: 2020
• 期刊: 商標・意匠・不正競争判例百選〔第２版〕（別冊ジュリスト）
• 作者: 佐藤 慶一;丹波 史紀;関谷 直也;除本 理史;宮下紘;泉 克幸;馬場圭太 金ミンジュ;山根崇邦;宮下紘;泉 克幸
• 通讯作者: 泉 克幸

特許権の損害訴訟における独禁法違反の主張と権利濫用

专利损害诉讼中违反反垄断法和滥用权利的指控

• 发表时间: 2022
• 期刊: 中央ロー・ジャーナル
• 作者: 除本 理史;宮下紘;泉 克幸
• 通讯作者: 泉 克幸