貴族共和制期ポーランドの政治文化

贵族共和国时期波兰的政治文化

• 批准号: 07710259
• 负责人: 小山 哲
• 金额: $ 0.64万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1995
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1995 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07710259/
• 关键词: ポーランド; 貴族共和制; シュラフタ; 政治文化; 「法の執行」運動; 「領地の執行」

1 ポーランド貴族(シュラフタ)の政治文化を考察する前提となる関連文献の調査・収集をおこなった。対象とした資料は、(1)ポーランド内外の研究状況を把握するために必要な研究書・専門雑誌のバックナンバー、(2)政治文化研究の方法論に関する文献、(3)シュラフタの政治意識や政治理念の分析の素材となる一次史料(回想録、日記、議事録、政治的論考など)、(4)貴族共和制期のポーランドに関連する個別研究文献、に分けられる。2 16世紀のシュラフタの政治改革運動の中核となった「法の執行」運動を中心に、先行研究の整理と一次史料の検討をおこなった。とりわけ16世紀半ばに議会の内外で重要な争点となっていた軍事・財政改革の動向に注目し、当時のシュラフタの軍政改革論の事例としてアンジェイ・フリチ=モドジェフスキとヤン・タルノフスキの軍事改革構想を具体的に分析した。検討の結果は、「16世紀ポーランドのふたつの戦争論」(『人文学報』第78号掲載)として発表した。財政改革の具体的成果である「領地の執行」の構想と実態の解明が今後の課題として残されている。3 17世紀のシュラフタの政治意識の分析の素材として、当時のシュラフタの日記・回想録(アルプレヒト・スタニスワフ・ラジヴィウ、ボグスワフ・ラジヴィウ、ヤン・パセク、ヤン・アントニ・フラポヴィェツキ、ヤン・ヴワディスワフ・ポチョブト・オドラニェツキら)の読解に着手した。今後、議会文書や政治パンフレットなども視野に入れながら、これらの史料の検討をさらに進めていく予定である。

1、我们研究和收集了相关文献，这是考察波兰贵族（Szlachta）政治文化的前提。目标材料是（1）掌握波兰国内外研究状况所必需的研究书籍和专业期刊的过刊，（2）政治文化研究方法论文献，以及（3）施拉赫塔的政治意识和政治划分。分为作为分析思想材料的第一手史料（回忆录、日记、会议记录、政论文等），以及（4）与贵族共和时期波兰有关的个人研究文献。 2 我们整理了前人的研究，考察了第一手史料，重点关注了16世纪施拉赫塔政治改革运动的核心“执法”运动。特别是，我们将重点关注军事和金融改革的趋势，这是16世纪中叶议会内外争论的重要问题，并研究安杰伊·赫里奇-莫德热夫斯基和扬·塔尔诺夫斯基的军事改革举措，作为斯拉赫塔军事改革的例子对当时的改革理论进行了详细的分析。研究结果发表为《16世纪波兰的两次战争理论》（发表于人文通报第78期）。未来的挑战仍然是阐明“领土执行”的概念和现实，这是财政改革的具体成果。 3 施拉赫塔当时的日记和回忆录（Alprecht Stanisław Radziwiław、Bogusław Radziwiław、Jan Pasek、Jan Antoni Hrapowiecki、Jan Władysław Pochobut Odraniecki）被用作分析施拉赫塔在 17 世纪的政治意识的材料。未来，我们计划结合议会文件和政治小册子进一步研究这些历史材料。

项目成果

小山 哲: "16世紀ポーランドのふたつの戦争論" 人文学報. 78. 1-26 (1996)

小山哲：“16 世纪波兰的两种战争理论”人文杂志 78. 1-26 (1996)。