EC統合と直接税の調和に関する研究-共通税制と補完性の原則の調和について-

欧共体一体化和直接税协调的研究 - 关于共同税制的协调和辅助性原则 -

• 批准号: 06730049
• 负责人: 玉岡 雅之
• 金额: $ 0.58万
• 依托单位: Kobe University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1994
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1994 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-06730049/
• 关键词: EU; Ruding委員会報告; 税制の調和; 共通法人税制; 補完性の原則

1.本研究ではRuding委員会報告発表後のEUにおける直接税の調和の問題を、主に報告において残された問題点を中心に検討することを主目的としていた。最大の問題点となるのは、税制の調和という非常に強い権限を必要とする事項と各国の自主性を尊重する「補完性の原則」をどう調和させるかという点と、報告で勧告が見送られた共通の法人税制を模索するという点である。2.本研究では1の問題点のうち2番目の問題点を検討するためThe Institute for Fiscal StudiesのACEプラン(Institute for Fiscal Studies(1991),Equity for Companies: A Corporation Tax for the 1990s,Commentary No.26,Institute for Fiscal Studies,London.)および米国財務省の包括的企業所得課税(comprehensive business income taxation,CBIT)(U.S.Department of the Treasury(1992),Integration of the Individual and Corporate Tax Systems: Taxing Business Income Once,U.S.Government Printing Office.)を参考にした。報告において問題となった所得税と法人税の統合関係、とくにその国際的側面に留意しながらこの2つの案が共通税制構築に向けての土台となりうるかを検討し、その結果を下記論文としてまとめた。結論としては、2案ともEUにおける共通法人税制の候補には、それぞれが国内における個人の税負担の公平性、国際間における資本輸出の中立性という問題点を持っており直ぐにはなれないが、この点を解決すれば共通法人税制の候補となりうるということを示した。3.残された課題は上述の問題点の第一の検討である。「補完性の原則」を保ったままでEU域内の経済活動を阻害しないような税制の調整(coordination)の方向をさぐればよいという暫定的な結論の妥当性を現在検討中である。

1。在这项研究中，主要目的是在鲁丁委员会报告后，将重点关注欧盟的直接税收和谐，重点关注报告中剩下的问题。最大的问题是如何协调尊重税收制度的权力和尊重每个国家独立性的“补充原则”的“互补原则”，而报告中的建议是探索一个共同的公司税收系统。 。 2。在这项研究中，为了研究第二个问题，财政研究所（财政研究所研究所（1991年），《公司公平：公司税》 1990年代，评论第26号评论，伦敦财政研究所。 1992年），个人和公司税收系统的整合：税收业务，我一次提到收入，美国政府印刷办公室。）。我们研究了这两个提案是否可以成为建设共同税收制度的基础，同时关注所得税和公司税的整合，尤其是国际方面，结果总结为以下论文。总之，在这两个提案中，欧盟普通公司税制的候选人都存在日本个人税收负担的​​公平性，以及国际临时中间资本出口的中立性，但这是不可能的如果解决了重点，则可能是普通公司税制的候选人。 3。剩余的任务是对上述问题的第一个研究。我们目前正在研究临时结论，即应沿税收制度的方向调整税制，以保持“互补原则”，并且不会抑制欧盟地区的经济活动。

项目成果

Masayuki Tamaoka: "Alternative Ways To the Harmonization of the Tax Systems in the EU? -The ACE System and CBIT -" Kobe University Economic Review. Vol.40. 29-46 (1995)

Masayuki Tamaoka：“协调欧盟税收制度的替代方法？-ACE 制度和 CBIT -”神户大学经济评论。