ドイツ工作機械工業の成立と発展

德国机床工业的建立和发展

基本信息

批准号：
02630042
负责人：
幸田亮一
金额：
$ 0.83万
依托单位：
Saga University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1990
资助国家：
日本
起止时间：
1990 至 1991
项目状态：
已结题

项目摘要

研究を継続する中で、アメリカとの比較が不可欠な課題となり、そのため英文の研究書も必要な限り取り寄せ参照して、特に大量生産技術の問題に時間を割いて研究を進めた。その中で以下の点を明らかにした。第一に、大量生産方式の導入においてアメリカとドイツの間には予想されたほどの大きな時間的ズレ、工業部門のズレはなかったことを明らかにした。現在、アメリカ式大量生産方式が大きな限界に達している中で、同生産方式の歴史の見直しがアメリカの学者により精力的に行われているが、それらの研究が示すのは、「アメリカンシステム」神話の大幅修正である。これまでアメリカを理想と考えるあまり、ドイツにおける大量生産発達史を消極的に理解するのが通説であったが、本研究は実証を通じて通説に対し大きな疑問を投げかけるものとなった。第二に、大量生産方式が必要とする工作機械(タレット旋盤、自動盤)などの製造で1870年代以降、アメリカ技術の導入に努力したドイツ工作機械工業は1900年頃までにほとんどアメリカに追いつくとともに、歯切盤などでは世界でまトップの地位を獲得するに至ったことを明らかにした。ここに世界の工作機械工業史における米独両リ-ダ-の時代が始まったのである。第三に、ドイツにおける工作機械工業の立地を見ると、1870年頃に基礎が作られた四大産地間の力量関係のが変化を、「ケムニッツの時代」から「ベルリンの時代」へという表現で明確にした。これは一方で強固な地域分散性を持つと同時に、他方で電機工業を中軸に大都市になったベルリンを持つ、ドイツ資本主義の地帯構造の変化に対応する生産力基盤の変化を意味するものであった。

在他继续研究的过程中，与美国的比较成为一个重要问题，因此他尽可能地订购和参考英文研究书籍，并投入大量时间进行研究，特别是在量产技术问题上。澄清了以下几点。首先，据透露，美国和德国在引入大规模生产方式方面并没有想象中的那么大的时间差距或工业部门差距。目前，随着美国的大规模生产体系已达到其重大极限，美国学者正在积极回顾这一生产体系的历史，但这些研究表明的是，“美国体系”神话是一次重大修正。迄今为止，人们普遍认为，德国大规模生产的发展历史由于将美国视为理想而被被动地理解，但这项研究通过经验证据对这一普遍理论提出了重大质疑。其次，德国机床工业从1870年代起就努力引进美国技术，制造批量生产所需的机床（转塔车床、自动车床），到1900年左右几乎赶上了美国。据透露，公司在齿轮加工机床等产品领域已达到世界领先地位。这标志着美国和德国在世界机床工业史上处于领先地位的时代的开始。第三，从德国机床工业的定位来看，1870年左右奠基的四大生产中心之间的关系，从能力关系上来说，从“开姆尼茨时代”开始就发生了变化。 ”到“柏林时代”。说得很清楚。这意味着生产基地的变化，与德国资本主义的区域结构的变化相对应，一方面具有很强的区域分散性，另一方面柏林已经成为以电气工业为中心的大都市。曾是。