シュワン細胞の純培養、人工神経への応用に関する基礎的研究

雪旺细胞纯培养及其在人工神经中应用的基础研究

基本信息

批准号：
63570696
负责人：
野村進
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Kanazawa University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1988
资助国家：
日本
起止时间：
1988 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-63570696/
关键词：
シュワン細胞神経再生培養人工神経二重寒天培地

项目摘要

シュワン細胞を純培養するためには、線維芽細胞の混在を防がねばならない。その手段として、二重寒天培地を用いた。この方法によって、これまで100%純粋なシュワン細胞培養が困難であった分野に新しい道をつけることができた。シュワン細胞は、末梢神経の再生にあたっては、たいへん重要な役割をもっているが、すべてが明らかになっているわけではない。純培養を行うことで、シュワン細胞の形態、性格の検討を行った。また、このシュワン細胞をNGF、BPE、Laminin等の物質を用いて増殖させ、これをシリコンチューブにつめることで、人工神経の試作を行った。このチューブを、ラットの坐骨神経切断端間に移植することで、神経の再生を観察した。シュワン細胞入りのチューブは、対照に比して、明らかに再生線維の通過が速かった。また、そのチューブ内では、培養したシュワン細胞が長軸方向に縦列し並んでいる様子が観察された。シュワン細胞が、このように並ぶということは、今までに報告されたことはない。この現象は、両神経断端からの何らかの因子によって引きおこされているものと推察された。このようにして長軸方向に並んだシュワン細胞に沿って、再生軸索が伸びていくのが電顕的に観察された。これらの所見から、一旦培養系に移したシュワン細胞をチューブにつめることで、人工神経としての応用への道がひらけた。今後としては、チューブ内のコラーゲンの材質、チューブの材質、シュワン細胞の数や、その同種・異種に関して検討していく必要性がある。これらの問題を解決していくことで、人工神経の臨床応用に一歩ずつ近づくものと考えている。

为了培养纯的雪旺细胞，必须防止成纤维细胞的混合。作为达到此目的的手段，使用双琼脂培养基。该方法为一直难以培养100%纯雪旺细胞的领域开辟了一条新途径。雪旺细胞在周围神经的再生中发挥着非常重要的作用，但并非一切都清楚。通过纯培养，我们研究了雪旺细胞的形态和特征。他们还使用 NGF、BPE 和层粘连蛋白等物质培养雪旺细胞，并将其装入硅胶管中，从而生产出原型人工神经。将该管植入大鼠坐骨神经的切断端之间，观察神经再生。再生纤维明显比对照更快地穿过含有雪旺细胞的管。此外，在管内观察到培养的雪旺细胞在纵向上串联排列。从未有报道称雪旺细胞是这样排列的。据推测，这种现象是由两个神经残端的某种因素引起的。这样，通过电子显微镜观察到再生的轴突沿着纵向排列的雪旺细胞延伸。这些发现为雪旺细胞的应用铺平了道路，一旦将其转移到培养系统中，即可在管中作为人工神经。今后还需要研究管内的胶原材料、管的材质、雪旺细胞的数量、是同质的还是异质的。我们相信，通过解决这些问题，我们将会离人工神经的临床应用又近了一步。