Soviet and East European Reforms and Their Impact upon the World System

苏联和东欧的改革及其对世界体系的影响

• 批准号: 01044004
• 负责人: ITO Takayuki
• 金额: $ 6.34万
• 依托单位: Hokkaido University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for international Scientific Research
• 财政年份: 1989
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1989 至 1991
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-01044004/
• 关键词: 社会主義; 改革; 市場経済; 開放経済; 世界システム; NATO; CSCE; 独自国家共同体; 独立国家共同体; EC; アジア太平洋地域; 日ロ関係; 中ロ関係; ペレストロイカ; 日ソ関係; ソ連=北朝鮮=韓国関係; 中ソ関係; 東欧

本研究の課題はソ連東欧諸国における改革の実態を把握すること、それが世界システムに及ぼす衝撃を分析することであった。しかし現実の事態は当初の課題設定をはるかに越えて進展し、より突っ込んだ課題に対応することを求めた。第一に、ソ連東欧課国の改革は改革(システム内での手直し)にとどまることなく革命(システム変動)へと進展し、ソ連の場合にはさらに国家解体(システム崩壊)へと進んだ。この過程は,ソ連については主として原暉之、皆川修吾、望月喜市、望月哲男、田畑伸一郎、下斗米伸夫、R.デ-ヴィス、E.アンバルツ-モフなどによって、また東欧諸国については伊東孝之、佐藤経明、家田修などによって、現地調査を含めて詳細に追跡された。第二に、世界システムは単に外側から衝撃を受けたばかりではない。それ自身の基本的な構成要素の変容あるいは消滅によって、自ら変容あるいは消滅を迫られることになった.それはヤルタ体制と呼ばれる第二次大戦後の二極的な世界体制の崩壊である。この過程は、その理論的な意味合いも含めて,田中明彦、伊東孝之、D.ゼングハ-ス、および研究協力者の山本武彦などによって分析された。第三に、最近の事態は国際的相互作用における学習効果の重要性を明らかにした。国際政治のアクタ-は環境から学び、適応することができる。欧州においてはCSCEプロセスが重要な役割を果たし、旧ソ連東欧諸国の国際システムへの再統合に大きな役割を果たしている.しかし、ユ-ゴスラビア、コ-カサス・中央アジアの例は学習効果が万能ではないこと示しており、極東においてはそもそも学習のメカニズムが存在しない。この問題は伊東孝之、D.ゼングハ-ス、研究協力者の吉川元,G.ジュ-クスなどによって検討された。本研究から得られた知見としては、次の三つを挙げることができよう。まず、世界システムの論の問題としては、ソ連東欧諸国の変動は単極的覇権、勢力均衡、相互依存という三つの可能性を開いた。当面、いずれの可能性も他の可能性を圧倒することなく、地域的濃淡を伴いながら併存している。湾岸戦争後,米国の単極的覇権体制が確立するかに見えたが、世界システムとはなり得ないでいる。欧州ではEC統合が一段と進み、相互依存の世界が出現つつあるがはたして欧州地域を越えるものとなるかは不確かである。世界システム論の問題については、田中明彦、D.ゼングハ-スなどの貢献が大きい。つぎに、旧ソ連東欧地域には強力な遠心力が働いており,地域独自の国際システムが復活することはないだろう。東欧地域では南北の分化が進んでいる。ポ-ランド,チェコスロバキア,ハンガリ-の中東欧三国は独自のシステムを築こうとしているように見えるがそれ自身EC待合い室的な意味しかもたない。バルカンでは分解傾向が続いている。旧ソ連諸国にはドイツ、トルコ、イランの三つの引力が働いており、ロシア自身も分解傾向を見せている。独立国家共同体は東のEC、NATOを目指したが、その意図は果たされないだろう。旧ソ連東欧諸国の国際関係の問題については、伊東孝之T.コ-ルトン、研究協力者の秋野豊などが貢献が大きい。さいごに,極東地域は異質な国際システムの接点となっている。ここでは旧ソ連東欧圏のロシア、モンゴ-ル、米国と同盟関係にある日本、韓国、台湾、独自の安全保障政策を追求する中国の三者が相互作用をもつ。従来、相互作用の程度は高くなかったが、ソ連の崩壊によって飛躍的に高まる可能性が出てきた。それはなお北朝鮮情勢、北方領土問題、ロシアの政治経済改革にかかっているが、もし欧州諸国並の相互作用が達成されれば独自の国際システムが生まれよう.極東地域の国際関係の問題については木村汎、長谷川毅、和田春樹、徐葵、河龍出、J.ハズラム、および研究協力者のG.ジュ-クスなどが貢献した。

这项研究的挑战是了解苏联东欧国家改革的实际状况，并分析对世界体系的影响。但是，现实敦促在最初的任务设置之外取得进一步的进展，并回应更急切的问题。首先，苏联东欧部门的改革已经发展到革命（系统波动）的情况下，而没有继续进行改革（在系统内进行返工），在苏联的情况下，它进一步促进了国家拆卸（系统崩溃） 。在此过程中，主要在苏联，主要由Riki Hara，Shugo Minakawa，Mochizuki Mochizuki，Tetsuo Mochizuki，Shinichiro Tabata，R。DeVis，R。DeVis，R。DeVis，E。Unbalz-Moff等。 ，包括Nobuaki Sato和Osamu Ida的现场调查。其次，世界系统并不是简单地从外部震惊。它被其自身基本组件的转换或消失被迫转变或消失，这是第二次世界大战后的双重世界系统的崩溃，称为Yalta系统。该过程由田中Akihiko，Takayuki Ito，D。Zenghaz和研究合作者分析，包括其理论含义。第三，最近的情况揭示了学习效应在国际互动中的重要性。国际政治演员可以从环境中学习和适应。在欧洲，CSCE进程发挥了重要作用，它在将前苏联东欧国家重组为国际体系中起着重要作用。 Takayuki Ito，D。Zeenhaz和研究合作者Yoshikawa，G。Jux等研究了这个问题。可以列出从这项研究中获得的以下三个知识。首先，苏联东欧国家的波动开放了三种可能性：一种极光的霸权，权力平衡和相互依赖。目前，没有任何其他可能性使区域阴影不堪重负。海湾战争之后，似乎将建立美国的单个霸权制度，但不能成为全球系统。在欧洲，EC的融合进一步发展，尚不确定相互依赖的世界是否正在出现，但它比欧洲地区更多。关于世界系统理论的问题，田中秋叶，D。Zegenhaz等有很大的贡献。接下来，强大的离心部队正在前苏联东欧工作，当地国际体系将不会恢复。在东欧，北部和南方的差异正在发展。 P-Land，捷克斯洛伐克，Hangari-Three East East Country国家似乎正在试图建立一个独特的系统，但它仅具有EC候诊室的含义。瓦肯人的分解趋势继续存在。前苏联国家有三种引力，即德国，土耳其和伊朗，俄罗斯本人有分解趋势。独立社区针对东部EC，北约，但其意图将无法实现。关于前苏联东欧国家之间的国际关系问题，高海ito T. Koruton和研究合作者Yutaka Akino的贡献很大。最后，远东地区与外国系统有联系。在这里，与美国联盟的前苏联东欧地区俄罗斯，蒙古，日本，韩国，台湾和中国有互动。过去，相互作用的程度不高，但是苏联的崩溃可能会大大增加。这仍然是由于朝鲜局势，北部领土和俄罗斯政治经济改革所致，但是如果实现欧洲国家的相互作用，那么独特的国际体系将诞生。 ，研究合作者，AOI AOI，Ryuide，J。Hazlam和G. Jux。

项目成果

伊東 孝之: "「連帯」10年の軌跡" 日本放送出版協会, 1-319 (1990)

伊藤隆之：“‘团结’十年”日本广播出版协会，1-319（1990）

和田 春樹: "岩波書店" ペレストロイカー成果と危機. 210 (1990)

和田春树：《岩波书店》改革的成就与危机 210 (1990)。

長谷川 毅: "Gobachev's Visit to Japan and SovietーJapanese Relations" Acta Slavica Iaponica. 10. 65-91 (1992)

长谷川武：“戈巴乔夫访日与苏日关系”《斯拉夫学报》10. 65-91 (1992)。

伊東 孝之: "システム変動下のポ-ランドーラコフスキ内閣の政策を中心にー" ソ連研究. 8. 5-30 (1989)

伊藤隆之：“体制变革下的波兰——聚焦杜拉科夫斯基内阁的政策”苏联研究。8. 5-30 (1989)。

伊東 孝之: "社会主義国における権力の分立ーポ-ランドの場合ー" 比較法学研究. 52. 59-7 (1991)

伊藤隆之：“社会主义国家的权力分立——波兰案例”比较法研究 52. 59-7 (1991)。