渋味による神経可塑性誘導機構の解明

阐明涩味诱导神经可塑性的机制

基本信息

批准号：
22KJ2742
负责人：
藤井靖之
金额：
$ 3.33万
依托单位：
Shibaura Institute of Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2023
资助国家：
日本
起止时间：
2023-03-08 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22KJ2742/
关键词：
カテキンオリゴマー認知機能青斑核ノルアドレナリン

项目摘要

本研究では、①認知機能低下モデル動物におけるカテキンオリゴマーの有効性を確認し、②そのメカニズムを解明することを目的としている。①当該年度では、認知機能について検証するためにこれまでに確立した新奇物体認識試験に加えてY字迷路試験を確立した。カテキンオリゴマーの摂取が神経新生を促進し、認知機能を向上させることを明らかにした。これらの成果について招待講演として発表した。②これまでに確立したカテコールアミンの観察法に加えて、それら代謝物の観察条件を確立した。これによって、より詳細に神経伝達物質の経時的変化について観察できるようになった。この方法を用いて正常動物にカテキンオリゴマーを単回経口投与後の神経伝達物質の挙動についてin situ hybridyzation法およびイメージング質量分析法を用いて観察した。これらの成果を国内学会において筆頭4回、共著8回、国際学会において筆頭2回、共著1回発表した。これまでの成果とまとめてアグリバイオ7月号に掲載された。当該年度の成果より、カテキンオリゴマーの摂食刺激が脳の橋に存在する青斑核に入力され、ノルアドレナリンが視床下部や脳幹ををはじめとする脳全体に投射され、脳機能を活性化することを見出した。さらにカテキンオリゴマーを反復摂取することで海馬が繰り返し刺激されて神経新生が促進されることで認知機能、特に空間記憶が向上することが示唆された。また脳幹を始点とする交感神経活動が亢進することが考えられた。このことからヒト試験において示されているカテキンオリゴマーのメタボリックシンドロームのリスクファクター低減作用や心血管系疾患の予防改善作用はこれに起因することが考えられた。

这项研究的目的是1）确认儿茶素低聚物在认知能力下降的动物模型中的有效性，以及2）阐明其机制。 1）在这个财政年度，除了迄今已建立的新颖对象识别测试外，还建立了Y形迷宫测试以验证认知功能。已经发现，儿茶素低聚物的摄入促进神经发生并改善认知功能。这些结果作为邀请的讲座提出。 2）除了先前建立的儿茶酚胺观察方法外，还建立了这些代谢物的观察条件。这可以更详细地观察神经递质随着时间的变化。使用这种方法，使用原位杂交和成像质谱法观察到了正常动物中儿茶素低聚物的单一口服给药后神经递质的行为。这些结果在国内学术会议上进行了四次，在合着者八次，在国际学术会议上进行了两次，并在共同的合着中曾一次。迄今为止的结果是在七月的《阿格里比奥》中汇编的。从今年的结果开始，我们发现，儿茶素低聚物的喂养刺激被输入到存在于脑部脑脑脑脑熊的基因座的核心位置，而去甲肾上腺素被投射到整个大脑，包括下丘脑和脑干，并激活了大脑功能。此外，已经建议反复摄入儿茶素低聚物，重复刺激海马并促进神经发生，从而改善了认知功能，尤其是空间记忆。还认为从脑干开始的交感神经活动增加了。这表明，儿茶素低聚物的危险因素减少效应以及人类研究中显示的心血管疾病的预防和改善作用是由于这种作用所致。