国際物流の空間構造

国际物流空间结构

基本信息

批准号：
09878024
负责人：
野尻亘
金额：
$ 1.09万
依托单位：
Momoyama Gakuin University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
1997
资助国家：
日本
起止时间：
1997 至 1999
项目状态：
已结题

项目摘要

アジア・NIES・ASEAN・中国における経済発展が、海上コンテナ輸送の急増を招いている。とりわけ「企業内貿易」や「産業内貿易」の増加、すなわち中間製品や最終製品の交錯輸送の増加は世界商品連鎖(GCC)と呼ばれている。そこで、コンテナの品目別輸送量を因子分析した結果、中間製品は日本・米国・欧州からNIES・ASEANに輸出される一方で、最終製品はNIES・ASEAN・中国から日本・米国・欧州へと輸入されるパターンが明らかとなった。これらの変化が、アジアと先進諸国との海上コンテナ輸送の増加を示している。それゆえ、世界全体の海上コンテナ輸送量を集中係数とジップの法則で分析した。その結果、輸送量は70年代初期にいくつかの先進諸国に集中していたが、その後、輸送量はとりわけアジアを中心とする新興工業国に徐々に分散した。さらに、1995年の世界主要諸地域間の輸送量は二重制約モデルで推計した。分析の結果、物理的距離をそのまま代入するよりも、むしろ長距離の海上輸送に対して徐々に増加する運賃を反映しうる修正された距離コスト関数が有効であり、世界のコンテナ輸送量は米国・欧州・日本・東アジア相互間に集中していることがわかる。また1978年10月と1993年11月には日本政府によってコンテナを利用した輸出入の重量が調査された。著者はこれらのデータを空間的相互作用モデル(SIMODEL)を用いて分析した。結果として、輸出においては距離パラメータβは15年間に僅かに増加させた。これは、日本が近距離の目的地、すなわちNIES・ASEAN・中国への輸出を増加させたことを反映している。一方輸入においては距離パラメータβは減少し、日本が世界各地から輸入を増加させたことを反映している。しかしながら、日本からの海外資本直接投資(FDI)と各国の国内純生産といった他の要因も輸送量に影響を与えうる。これらの諸関係は、相関分析や対数回帰分析によって確認された。しかし、さらに進んだ研究が距離費用パラメータβと他の要因との相互作用を明らかにするために必要である。本研究課題の内容についてはレフエリー付き学会誌に投稿をし、三月時点で審査中である。

亚洲、NIES、东盟和中国的经济发展带动了海运集装箱运输的快速增长。特别是“企业内贸易”和“产业内贸易”的增加，即中间产品和最终产品交叉运输的增加，被称为全球商品链（GCC）。因此，对集装箱运输量分项因子分析结果显示，中间产品从日本、美国、欧洲出口至NIES和东盟，最终产品从NIES、东盟、中国进口至日本、美国国家和欧洲的模式已经变得清晰。这些变化表明亚洲与发达国家之间的海运集装箱运输有所增加。因此，我们利用集中系数和齐普夫定律对全球海运集装箱运输量进行了分析。因此，交通在20世纪70年代初主要集中在少数发达国家，但此后逐渐分散到新兴工业化国家，特别是亚洲。此外，1995年世界主要地区之间的运输量是使用双约束模型估算的。分析表明，不是简单地替代物理距离，而是能够反映长途海运运价逐渐上升的修正距离成本函数是有效的，并且全球集装箱运输量 - 可以看出，存在集中度位于欧洲、日本和东亚之间。此外，日本政府还于1978年10月和1993年11月对集装箱进出口重量进行了调查。作者使用空间交互模型 (SIMODEL) 分析了这些数据。因此，对于出口而言，距离参数 β 在这 15 年中略有增加。这反映出日本对附近目的地（即 NIES、东盟和中国）的出口增加。另一方面，对于进口而言，距离参数β有所下降，反映出日本增加了从世界各地的进口。然而，其他因素，例如来自日本的外国资本直接投资（FDI）和每个国家的国内净生产也会影响航运量。这些关系通过相关分析和对数回归分析得到证实。然而，需要进一步的研究来阐明距离成本参数β与其他因素之间的相互作用。该研究项目的内容已提交给有审稿人的学术期刊，目前正在于三月份进行评审。