ヒト抗生物質起因性下痢症の疾患モデル動物としてのウサギと発症原因の検討について
兔作为人类抗生素引起的腹泻疾病模型动物及发病原因调查
基本信息
- 批准号:08760308
- 负责人:
- 金额:$ 0.58万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
- 财政年份:1996
- 资助国家:日本
- 起止时间:1996 至 无数据
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
Clostridium sporogenesの培養上清から出血毒素の精製を試みた結果、本出血毒素は約13000倍に精製された。得られた毒素の比活性は2600HU/mg(HU;出血単位)であった。この毒素液をPBS中で透析した後、細胞増殖阻害毒性試験に供試した。用いた培養細胞はヒト腸管上皮細胞由来であるCaco-2細胞およびT84細胞、ヒト血管内皮細胞由来であるMvE細胞、ウサギ大動脈から分離したの初代培養内皮細胞の計4種類であった。0.2HU/mlから60HU/mlの毒素液に細胞を暴露して行なった細胞増殖阻害毒性試験の結果、本毒素はヒトおよびウサギの血管内皮培養細胞に対して毒性を示したが、ヒト腸管上皮培養細胞に対して毒性を示さなかった。このことから、腸管上皮細胞は毒素に対して感受性が低いことが明らかになり、このことは動物投与の際の腸管出血病変において腸管上皮細胞は無傷害であったことに矛盾しなかった。また、ヒトおよびウサギの血管内皮培養細胞における50%増殖阻害毒性はそれぞれ1.2および12HU/mlの毒素濃度であった。このことからヒト血管内皮培養細胞はウサギ血管内皮培養細胞よりも毒素に対する感受性が高いことが明かとなり、本毒素はヒトにおいても出血を引き起こす可能性が示された。以上の結果から、血管内皮細胞に対するC.sporogenes出血毒素の直接的な作用は本毒素の出血機序であることが示唆された。また、ウサギのみならずヒトに対しても本毒素が作用する可能性が強く示されたことから、ヒトの抗生物質起因性下痢症と本毒素の関連を調べる必要がある。
尝试从产孢梭菌的培养上清液中纯化出血毒素,结果该出血毒素被纯化了约13,000次。所得毒素的比活性为2600 HU/mg(HU;出血单位)。将该毒素溶液在PBS中透析后,进行细胞生长抑制毒性试验。总共使用四种类型的培养细胞:源自人肠上皮细胞的Caco-2细胞和T84细胞、源自人血管内皮细胞的MvE细胞以及从兔主动脉分离的原代培养内皮细胞。将细胞暴露于0.2 HU/ml至60 HU/ml的毒素溶液中进行细胞增殖抑制毒性试验,结果显示该毒素对培养的人和兔血管内皮细胞有毒性,但对人肠上皮细胞无毒性。它对培养细胞没有毒性。这表明肠上皮细胞对毒素的敏感性较低,这与给动物施用时肠上皮细胞在肠道出血病变中没有受到损伤的事实相一致。此外,在培养的人和兔血管内皮细胞中,毒素浓度分别为1.2和12 HU/ml时,产生50%生长抑制毒性。这些结果表明,培养的人血管内皮细胞比培养的兔血管内皮细胞对该毒素更敏感,表明该毒素也可能导致人类出血。这些结果表明,产孢梭菌出血毒素对血管内皮细胞的直接作用是该毒素的出血机制。此外,由于已经有力地表明这种毒素不仅可以作用于兔子,而且还可以作用于人类,因此有必要研究抗生素引起的人类腹泻与这种毒素之间的关系。
项目成果
期刊论文数量(1)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
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