Helicobacter pylori感染と胃癌粘膜病変の検討 -特に胃癌との関わり

幽门螺杆菌感染与胃癌黏膜病变的检查——尤其是与胃癌的关系

基本信息

批准号：
16024201
负责人：
浅香正博
金额：
$ 3.26万
依托单位：
Hokkaido University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
2004
资助国家：
日本
起止时间：
2004 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-16024201/
关键词：
H.pylori 胃癌未分化癌分化型胃癌

项目摘要

Helicobacter pylori(H.pylori)感染と胃癌発生についての大規模臨床試験を行った。北は北海道から南は沖縄まで21施設の参加があった。病理学的に診断された2503例の胃癌と性、年齢をマッチさせた6578例のコントロールについて検討を行った。H.pyloriの診断はELISAによる抗体測定により行った。H.pyloriの陽性率はコントロールでは、若年者に低く、年齢が上昇するほど陽性率は増加していったが、癌患者ではどの年齢層においても80%以上の高値を示した。早期胃癌のH.pylori陽性率は進行胃癌の陽性率より明らかに高かった。組織型では、分化型、未分化型でH.pyloriの陽性率の差は認められなかった。以上の結果より、H.pylori感染は胃癌ことに早期胃癌ときわめて密接に関連していることが明らかになった。これまでの報告でこれほど多数例の胃癌とH.pylori感染との関わりを検討したものはない。コントロールのH.pylori陽性率は、若年者で低く年齢が上昇するほど増加していった。これに対し、胃癌患者ではどの年齢層においてもきわめて高い陽性率を示した。若年者の胃癌は未分化癌が多かったが、高齢者に多い分化型胃癌のH.pylori陽性率とほぼ同様であった。このことより、H.pyloriは分化型胃癌のみならず、未分化胃癌とも密接な関わりを有していることが強く示唆された。早期胃癌のH.pylori陽性率は進行胃癌の陽性率より明らかに高値であった。これは、胃癌が進行すると癌の占拠率が増えるのに加え、腸上皮化生の広がりも増加するので、胃粘膜がH.pyloriのcolonizationに不適な環境になっていくためと考えられる。以上の結果より、H.pylori感染は胃癌ことに早期胃癌ときわめて密接に関連していることが明らかになった

我们对幽门螺杆菌（H. pylori）感染与胃癌发展进行了大规模的临床试验。从北部的北海道到南部的冲绳，共有21个参与设施。我们调查了 2503 例经病理诊断的胃癌病例和 6578 例性别和年龄匹配的对照。幽门螺杆菌的诊断通过使用ELISA的抗体测量来进行。对照组中，年轻人中幽门螺杆菌阳性率较低，随年龄增长而升高，但在癌症患者中，各年龄段的阳性率均在80%以上。早期胃癌中H. pylori阳性率明显高于晚期胃癌。组织学类型方面，分化型和未分化型的幽门螺杆菌阳性率无差异。上述结果提示，H. pylori感染与胃癌，尤其是早期胃癌极为密切。此前还没有任何报告对如此大量的病例调查胃癌与幽门螺杆菌感染之间的关系。对照组的幽门螺杆菌阳性率在年轻受试者中较低，并且随着年龄的增长而增加。相比之下，胃癌患者在各个年龄段均表现出极高的阳性率。尽管年轻人中的胃癌大多数为未分化癌，但幽门螺杆菌阳性率与分化型胃癌几乎相同，而分化型胃癌多见于老年人。这有力地表明H. pylori不仅与分化型胃癌密切相关，而且与未分化胃癌也密切相关。早期胃癌中H. pylori阳性率明显高于晚期胃癌。这被认为是因为随着胃癌的进展，癌症占有率增加，肠化生的扩散也增加，使得胃粘膜成为不适合幽门螺杆菌定植的环境。上述结果提示，H. pylori感染与胃癌，尤其是早期胃癌极为密切。