木造住宅の地震被害推定手法の開発

木结构房屋震害估算方法的研制

基本信息

批准号：
09234208
负责人：
坂本功
金额：
$ 2.05万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1997
资助国家：
日本
起止时间：
1997 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

地震観測網などの充実に従って、地盤の揺れに関するデータは、より小さな単位で、かつ、応答スペクトルなどのより詳細なデータの入手が可能である。本研究は、そうした情報を前提にして、建築年、建築面積、壁量などの建物の属性から振動特性を推定し、予想される地震動の応答スペクトルとを付き合わせることによって、建物の被害確率を推定しようとするものである。本年度の研究では、以下のような研究を実施した。1.壁量や構法など、属性の分かっている建物約30棟について、その常時微動測定を実施して、固有振動数など、それらの振動特性を把握した。その結果、近年の住宅は、著しく剛性が向上しており、固有周期が0.2〜0.3秒程度であることが分かった。2.既往の実験などから、地震時に問題となる変形領域における固有振動数と常時微動における固有振動数の関係を整理した。実大規模の振動実験におけるデータを約10ケースを収集し、常時微動と比較的大きな変形における固有周期の関係式を誘導した。3.常時微動測定を実施した建物について、耐震診断を実施した。その結果と、常時微動の関係を整理した。4.建築年、建築面積、壁の仕様、壁率などの建物の仕様と量から、常時微動がどのように、形成されて行くかを分析し、建物の仕様と間取り(特に壁量)から、建物の固有周期を推定する方法を提案した。

随着地震观测网络的完善，现在可以获得更小单位、更详细的地面震动数据，例如反应谱。基于这些信息，本研究根据建筑年份、建筑面积和墙体体积等建筑属性来估计振动特征，并将其与预期地震运动的反应谱进行比较，以估计建筑物损坏的概率。我们正在尝试估计什么。在今年的研究中，我们进行了以下研究。 1.我们对大约30栋已知壁厚和施工方法等属性的建筑物进行了持续微震测量，并确定了它们的振动特性，例如它们的固有频率。结果发现，现代房屋的刚度明显提高，自然周期约为0.2～0.3秒。 2. 根据过去的实验，我们整理了变形区域的固有频率（地震期间的问题）与永久微震的固有频率之间的关系。我们收集了大约10例足尺振动实验的数据，推导出了恒定微震和较大变形下的固有周期之间的关系表达式。 3、对经常进行微震测量的建筑物进行抗震诊断。我们总结了结果以及微震之间的关系。 4.根据建筑年份、建筑面积、墙体规格、墙体比等建筑规格和数量分析微震是如何形成的，并根据建筑规格和平面图（特别是墙体数量）分析微震是如何形成的。估计建筑物自然周期的方法。