ヒト腫瘍細胞・TILを用いたサイトカイン遺伝子治療のin vivoモデルの確立

利用人肿瘤细胞/TIL建立细胞因子基因治疗的体内模型

基本信息

批准号：
07274212
负责人：
田川雅敏
金额：
$ 0.96万
依托单位：
Chiba University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1995
资助国家：
日本
起止时间：
1995 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-07274212/
关键词：
SCID サイトカイン遺伝子治療

项目摘要

サイトカイン遺伝子治療のin vivoモデルの確立を目的としてSCID-huマウスを作成し、この動物モデルを使用して、抗腫瘍効果を惹起しうるサイトカインの同定を行った。(1)SCID-huマウスの作成;末梢血幹細胞移植を施行した5例の患者より得た単核細胞(CD34陽性細胞は0.5〜2.5%)を、SCIDマウスの腹腔内に投与しreconstitutionを行った。ヒト免疫グロブリン量等を測定することによりSCID-huの作成を確認した。(2)サイトカイン産生腫瘍の確率;HLAのタイピングが明らかにされているヒト胃がん細胞GC101488に、レトロウイルスを用いてヒトIL-2、ヒトIL-6遺伝子を導入し、サイトカイン産生量の最も多いクローンを選択した。(3)抗腫瘍効果の検討;SCID-buマウスに親株、サイトカイン産生細胞を接種し、その腫瘍増殖とtumorigenicityを検討した。その結果、invitroの細部増殖はいずれの細胞とも同一であったが、IL-2産生細胞のみは、接種後一時小さな腫瘍を形成するも、大部分の腫瘍は退縮し、のち完全に消失した。これに対して、親株やIL-6産生細胞を接種した群では、腫瘍の退縮は観察されず増殖を続けた。IL-2産生腫瘍を排除したSCID-huマウスに、親株を接種したところ、親株による腫瘍はその増殖が阻害されず、腫瘍拒絶マウスではacquired immunityは成立していなかった。また退縮しているIL-2産生腫瘍では、リンパ球の浸潤は僅かであり、好中球が主体となった一部壊死像を伴う組織像が得られた。従って以上の結果から、がん患者の免疫担当細胞を活性化し、抗腫瘍効果を惹起するにはIL-2が有効であることが判明しこの効果のエフェクター細胞としてはNK細胞、LAK細胞が推定される。

SCID-hu小鼠的目的是建立细胞因子基因治疗的体内模型，该动物模型用于鉴定可诱导抗肿瘤作用的细胞因子。 (1)制备SCID-hu小鼠；将取自5名接受外周血干细胞移植的患者的单核细胞(0.5-2.5％CD34阳性细胞)腹腔内给予SCID小鼠进行重建。 SCID-hu的生成通过测定人免疫球蛋白的量等来确认。 (2)产生细胞因子的肿瘤的概率；利用逆转录病毒将人IL-2和人IL-6基因导入人胃癌细胞GC101488，其HLA分型已明确，并克隆出细胞因子产量最高的克隆。 (3)抗肿瘤作用检测；将亲本株和细胞因子产生细胞接种至SCID-bu小鼠，检测其肿瘤生长和致瘤性。结果，所有细胞的详细体外增殖都是相同的，但只有产生IL-2的细胞在接种后暂时形成小肿瘤，但大多数肿瘤消退并随后完全消失。相反，在接种亲本菌株或产生IL-6的细胞的组中，没有观察到肿瘤消退并且肿瘤继续增殖。当已经清除了产生IL-2的肿瘤的SCID-hu小鼠接种亲本株时，亲本株引起的肿瘤的生长没有受到抑制，并且在肿瘤排斥的小鼠中没有建立获得性免疫。另外，在已经消退的产生IL-2的肿瘤中，仅存在轻微的淋巴细胞浸润，并且获得了主要由中性粒细胞组成的部分坏死的组织学图像。因此，上述结果表明IL-2可有效激活癌症患者的免疫活性细胞并诱导抗肿瘤作用，并且推测NK细胞和LAK细胞是实现该作用的效应细胞。