アルカリ骨材反応による東北地区コンクリート構造物の劣化度調査

东北地区混凝土结构因碱性骨料反应而劣化程度的调查

基本信息

批准号：
18636004
负责人：
久田真
金额：
$ 2.18万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2006
资助国家：
日本
起止时间：
2006 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18636004/
关键词：
東北地方骨材密度吸水率アルカリ骨材反応凍結融解抵抗性

项目摘要

本企画調査では,これまでに行われた東北地方における構造物の既往の調査事例を取りまとめ,コンクリート構造物に関する調査として,コンクリート用骨材の利用や供給の実態に関する調査を実施した.調査結果の概要は以下の通りである.(1)日本全国の状況と比較して,東北地方では,良質な骨材の確保が困難な状況にあり,この傾向は,特に粗骨材の品質において顕著であることが判明した.他地方と比較した場合に低品質とみなせる骨材の物性値としては,密度ならびに吸水率が挙げられる.(2)県別にみた東北地方の骨材に関する実態は,それほど明確にすることができなかったが,青森,秋田などの北東北地方において,アルカリ骨材反応性骨材が頻出する可能性があるという傾向をうかがうことができた.(3)上記のような骨材の実態は,コンクリート構造物を建造する際の資材調達にも影響を及ぼしている可能性が高いことが判明した.すなわち,東北地方の沿岸部では,海運による資材運搬が物流コストで優位性を持つため,北陸地方,中国からも東北地方へ骨材が搬入されているという実態を把握することができた.(4)東北地方の骨材品質に関しては,アルカリ骨材反応性のみならず,耐凍結融解抵抗性についても十分に考慮されるべき事項である.このため,骨材に関する品質規格なども,JISで規定された指標だけでなく,ローカルルールを定めることが望まれた.また,多様な品質の骨材を使用した場合にも対応可能なコンクリートの製造技術や体制の確立が重要である.なお,本研究課題に関連し,(社)日本コンクリート工学協会東北支部においては,コンクリート用骨材の利用と実態に関する研究委員会を発足し,東北地方の骨材事情をより詳細に把握するための活動を行なっている.このため,今後は,本研究課題の成果をふまえ,学教会活動への貢献を目指すこととしたい.

该项目调查汇编了先前的调查案例，该调查案件在Tohoku地区进行的结构，并就混凝土聚集体的实际使用和供应进行了调查。调查结果如下：（1）与日本的情况相比，很难确保Tohoku地区的高质量聚集体，并且发现这种趋势在粗骨料的质量中尤其明显。与其他区域相比，观察到低质量的聚集体。可以认为质量的聚集体的物理特性包括密度和吸水。（2）尚无法清楚地表明，在东北地区看到的Tohoku地区的实际总体状态，但发现碱性聚集体可能经常在Aomori和Akita等东北地区生产。（3）发现如上所述的实际骨料状态可能会影响建造混凝土结构时材料的采购。换句话说，在Tohoku地区的沿海地区，运输运输在物流成本方面具有优势，因此可以了解总计将总体从Hokuriku地区和中国运输到Tohoku地区的现实。（4）关于Tohoku地区的骨料质量，不仅应考虑碱性反应性，而且还应考虑冻融耐药性。因此，重要的是为总质量标准制定本地规则，而不仅仅是JIS中指定的指数。这是可取的。建立一种混凝土制造技术和系统也很重要，该技术和系统在使用各种质量骨料时可以使用。与该研究主题有关，日本混凝土工程协会（日本）的Tohoku分支机构成立了一个研究委员会关于混凝土聚集体的使用和实际情况，并正在开展活动，以更详细地了解Tohoku地区聚集的状况。因此，将来，我们希望根据本研究主题的结果为学校教会的活动做出贡献。