Theoretical research on policy coordination among asymmetric countries

非对称国家政策协调的理论研究

基本信息

批准号：
20K01727
负责人：
山口力
金额：
$ 2.58万
依托单位：
Hiroshima University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K01727/
关键词：
国家間の政策協調政策協調環境協定租税競争非同質国

项目摘要

2022年度は4年計画の3年目であり、予定した年次計画に従い、論文執筆及び改訂作業を集中的に行った。本研究は、外部性の存在する経済（地球温暖化問題や租税競争など）において複数の経済主体間の提携がどのように形成・維持されるのか、また、その協調政策が提携国および非提携国双方の厚生に及ぼす影響を明らかにすべく、国家間の異質性を明示的に考慮した理論モデルの開発とそこから導出される政策的インプリケーションを明示することを目的としている。2021年度より改訂中であった非対称な3国家間の資本課税提携ゲームを繰り返しゲームのアプローチで分析した研究論文「Endogenous Leadership and Sustainability of Enhanced Cooperation in a Repeated Interactions Model of Tax Competition: Endogenous Leadership in Tax Competition」は３回目のRevision & Resubmitの機会を経て、最終的に専門学術誌よりアクセプトを得られた。本研究では、非対称な2国間による租税協調に税率決定タイミングを導入することで、提携国と非提携国による同時手番ゲームだけではなく、逐次手番ゲームによる均衡が維持可能となり得ることを示し、部分ゲーム完全均衡において、租税協調提携国が税率決定追随者となる条件を持続可能性（sustainability）に基づいて導出している。また、その均衡が生じるときの提携安定性について、結託体制ナッシュ均衡（coalition-proof Nash equilibrium）の概念を用いて、提携が国家間の非対称性の度合いに依存することを明示した。

2022财年是四年计划的第三年，我们按照年度计划重点抓论文的撰写和修改。本研究探讨了在存在外部性（全球变暖、税收竞争等）的经济体中，多个经济参与者之间的联盟如何形成和维持，以及合作政策如何影响伙伴国和非伙伴国。明确考虑国家间异质性的理论模型，以阐明其对两国福利的影响，并阐明该模型得出的政策含义。一篇研究论文《税收竞争重复互动模型中增强合作的内生领导力和可持续性：税收竞争中的内生领导力》使用重复博弈方法分析了三个国家之间的不对称资本税收伙伴关系博弈，自该论文以来一直在修订2021.”经历了第三次修改和重投机会，最终被专业学术期刊接收。在本研究中，我们证明，通过将税率确定时机引入不对称双边税收协调，不仅可以通过伙伴国和不结盟国家之间的同步移动博弈，而且可以通过顺序移动博弈来维持均衡。子博弈完美均衡，税收合作伙伴国成为税率决策追随者的条件是基于可持续性推导出来的。此外，关于这种均衡发生时联盟的稳定性，我们使用防联盟纳什均衡的概念来阐明联盟取决于国家之间的不对称程度。