T.reeseiにおけるL-ソルボースによるセラルーゼ誘導生成機構に関する研究

里氏木霉L-山梨糖诱导纤维素生产机制的研究

基本信息

批准号：
04660109
负责人：
森川康
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Nagaoka University of Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1992
资助国家：
日本
起止时间：
1992 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

L-ソルボースによるセルラーゼの誘導生成がどの様な機構によって起こるかを解明することを目的として,T.reeseiの親株(QM9414)および変異株(PC-3-7)の洗浄菌糸を用いてセルラーゼの誘導について検討した。1.L-ソルボースのセルラーゼ誘導生成の詳細な検討 L-ソルボースは強力なインデューサーであるソホロースと同程度のセルラーゼを誘導するが,その必要濃度は高く誘導開始時期も遅かった。また,用いる菌糸の生育時期によりソホロースの誘導能はほとんど変らないのに対し,L-ソルボースでは対数増殖期に誘導能が大きく低下した。これは吸収されたL-ソルボースが代謝されるためと推察された。 L-ソルボースとソホロースの同時添加効果が低濃度で認められるとともに,L-ソルボース単独では誘導能のない条件でソホロース添加による相乗効果も認められた。また,L-ソルボースのセルラーゼ誘導はグルコース抑制を受け,その感受性はソホロースの場合よりも高かった。2.誘導される酵素類の分析 L-ソルボースはセルラーゼと同様キシラナーゼをも誘導し,その誘導能はキシラナーゼの特異的インデューサーであるキシロオリゴマーと同程度でありソホロースの約2倍であった。さらに,ソホロースではほとんど誘導できない特定のキシラナーゼ(19kDa)を誘導していた。3.L-ソルボースの代謝とセルラーゼ誘導能 L-ソルボースの代謝経路にあると推定される物質はセルラーゼを誘導せず,グルコースを含めたこれら物質の低濃度での逐次添加においても誘導は起こらなかった。以上のことより,T.reeseiにおけるL-ソルボースによるセルラーゼの誘導はデリプレッションではないものの既知のインデューサーであるソホロースとは異なる機構によるものと推察された。

为了阐明L-山梨糖诱导纤维素酶产生的机制，我们使用里氏木霉亲本菌株（QM9414）和突变菌株（PC-3-7）的洗涤菌丝研究了纤维素酶产生。 1.纤维素酶诱导L-山梨糖生产的详细研究 L-山梨糖对纤维素酶的诱导程度与槐糖相同，槐糖是强诱导剂，但所需浓度较高，诱导时间延迟。另外，槐糖的诱导能力几乎不随所用菌丝的生长期而变化，而L-山梨糖的诱导能力在对数生长期显着下降。推测这是因为吸收的L-山梨糖被代谢。在低浓度下观察到同时添加L-山梨糖和槐糖的效果，并且在单独L-山梨糖无诱导能力的条件下也观察到添加槐糖的协同效应。 L-山梨糖的纤维素酶诱导也受到葡萄糖抑制，其敏感性比槐糖高。 2、诱导酶分析 L-山梨糖诱导木聚糖酶和纤维素酶，其诱导能力与木聚糖酶特异性诱导剂低聚木糖相当，约为槐糖的两倍。此外，它还诱导了槐糖难以诱导的特异性木聚糖酶（19kDa）。 3.L-山梨糖的代谢和纤维素酶的诱导能力推测在L-山梨糖的代谢途径中的物质不诱导纤维素酶，并且即使以低浓度连续添加这些物质(包括葡萄糖)也不发生诱导。由上可知，里氏木霉中L-山梨糖对纤维素酶的诱导并非由于耗尽，而是由于与已知诱导剂槐糖不同的机制。