生存分析から見た多重がん患者と単発がん患者の生命予後に関する比較研究

生存分析视角下多发癌症患者与单发癌症患者生命预后的比较研究

基本信息

批准号：
19659161
负责人：
岡本幹三
金额：
$ 1.6万
依托单位：
Tottori University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2007
资助国家：
日本
起止时间：
2007 至 2008
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19659161/
关键词：
多重がん生存分析地域がん登録住民健診記録照合

项目摘要

診断技術の進歩と予後の改善によって多重がんの発生が増加しているが、多重がん患者の生存予後については余りわかっていない。今年度は、1979年から2003年までの25年間に亘る鳥取県がん登録資料を活用して単発がん患者と多重がん患者の生命予後について比較した。多重がん患者1,146名、単発がん患者15,022名について、罹患年齢、死亡年齢および第1がん罹患から死亡までの生存期間を求め、生存予後の比較はCox回帰による生存分析を用いておこなった。なお、多重がんの判定基準はIARC/IACRの規則に従い判定し、死亡票からの多重がんは除外した。その結果、多重がん患者は、第1がんの罹患年齢および死亡年齢とも単発がん患者に比して1歳弱高齢であった。第1がん罹患から死亡までの生存期間は、多重がん患者は4.3年で単発がん患者の2.8年に対して1歳弱長かった。Cox回帰による実測生存率曲線の比較では、10年生存までは、多重がん患者が単発がん患者より高い生存率を示し、その後第2がんの影響で逆転した。部位別には、特に直腸、胆嚢・胆管、膵臓、肺、前立腺で同様の傾向が観察されたが、食道、胃、結腸、肝臓、喉頭、乳房、子宮では顕著な違いは見られなかった。逆に皮膚、腎など、膀胱、甲状腺では単発がん患者が高い実測生存率を示した。以上の結果から、多重がん患者が単発がん患者より長生きすることが示唆された。おそらく、これは、第1がん罹患後の治療方法やライフスタイル(喫煙・飲酒)などによる影響が関与しているものと思われる。今後は、これらの点について検討していきたい。

尽管由于诊断技术的进步和预后的改善，多种癌症的发病率正在增加，但人们对多种癌症患者的生存预后知之甚少。今年，我们利用鸟取县1979年至2003年25年间的癌症登记数据，比较了单一癌症患者和多重癌症患者的生命预后。对于1,146名多发癌症患者和15,022名单发癌症患者，确定了发病年龄、死亡年龄以及从首次癌症发病到死亡的生存期，并使用Cox回归进行生存分析来比较生存预后。多种癌症的判定标准根据IARC/IACR规则确定，死亡记录中的多种癌症被排除。结果，患有多种癌症的患者在首次癌症的发病年龄和死亡年龄上都比患有单一癌症的患者略长不到1岁。多发癌症患者从首次罹患癌症到死亡的生存期为 4.3 年，比单发癌症患者的 2.8 年略长不到 1 年。使用Cox回归对观察到的生存率曲线进行比较表明，在长达10年的生存期内，多种癌症患者的生存率高于单一癌症患者，之后由于第二种癌症的影响，生存率出现逆转。按部位观察到类似的趋势，特别是在直肠、胆囊/胆管、胰腺、肺和前列腺中，但在食道、胃、结肠、肝脏、喉、乳房和子宫中没有观察到显着差异。相反，患有单一癌症的患者皮肤癌、肾癌、膀胱癌和甲状腺癌的实际生存率较高。这些结果表明，患有多种癌症的患者比患有单一癌症的患者寿命更长。这可能是由于首次癌症感染后治疗方法和生活方式（吸烟和饮酒）的影响。未来，我们会考虑这些问题。