食品添加物と小児期における問題行動に関する実験・疫学的研究

食品添加剂与儿童问题行为的实验和流行病学研究

基本信息

批准号：
11877071
负责人：
岡本幹三
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Tottori University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至 2000
项目状态：
已结题

项目摘要

「子供の過激行動は、サリチル酸、着色料,着香料などの食品添加物が原因である」とのFeingold B.F.(1973年)の指摘は、未だ解明されていない。その一端を明らかにすべく、食品添加物摂取頻度調査と行動特性に関するアンケート調査およびラット脳神経細胞(B103)を用いた食品添加物の毒性評価を行い,小児期における食品添加物と問題行動の関係について検討した。その成果と問題点について報告する。(1)小中学生を対象にした生活習慣調査データを活用して、A型行動特性と食品添加物摂取頻度(インスタント食品、清涼飲料水など)の関係について解析したが、統計的に有意な結果は得られなかった。(2)ラット脳神経細胞を用いた食品添加物の細胞毒性について検討したが、微量元素について量-反応関係を認めたものの、特筆すべき反応結果は見られなかった。今後は、むしろ実験動物を用いた行動異常に関する検討が必要不可欠であると考える。(3)食品添加物1日摂取量の把握の問題として、添加物の定量は困難であること、既存の資料から換算する場合、加工食品の種類と添加物含有量のばらつきが大きいこと、摂取頻度から摂取量に換算する場合のあいまい性など解決すべき課題が山積していることが指摘された。(4)問題行動の把握については、試行錯誤の結果、調査対象の特定・選択と調査への協力・理解・承諾(インフォームド・コンセント)を得ることが困難であることがわかった。今や、一般の小中学生を対象にした調査、採血、肥満指導等においてすら、保護者の承諾を得ないと何もできない時代となっていることからも納得できる厳しい現実を思い知らされた感がある。(5)近年、我が国でもADHD(注意欠陥多動性障害)の存在が認識・注目されるようになってきたが、食生活、特に食品添加物との関連性については殆ど議論されていない。

Feingold B.F.（1973）关于“儿童的极端行为是由水杨酸、着色剂和调味剂等食品添加剂引起的”这一观点尚未得到澄清。为了澄清这一点，我们进行了食品添加剂摄入频率的调查、行为特征的问卷调查以及使用大鼠脑神经元对食品添加剂的毒性的评估（B103）。我们将报告结果和问题。 (1)利用中小学生生活方式调查数据，分析A型行为特征与食品添加剂（即食食品、软饮料等）摄入频率的关系，但未发现有统计学意义的结果。没有获得。 (2)利用大鼠脑神经元研究食品添加剂的细胞毒性，虽然微量元素观察到剂量反应关系，但没有观察到值得注意的反应结果。在未来，我相信使用实验动物来研究行为异常是至关重要的。（3）了解食品添加剂每日摄入量的问题是添加剂的用量难以量化，从现有数据换算时，加工食品的种类和添加剂的含量存在较大差异；有人指出，有许多问题需要解决，例如将频率转换为摄入量时的模糊性。（4）通过对问题行为理解的反复尝试，发现研究对象的识别和选择以及获得他们对研究的配合、理解和同意（知情同意）存在困难。如今，即使是对普通中小学生进行调查、抽血、肥胖指导等，没有家长的同意也是不可能做任何事情的，所以我觉得自己已经意识到了残酷的现实。这是可以理解的。（5）近年来，ADHD（注意力缺陷多动障碍）的存在在日本已被认识并引起关注，但对其与饮食习惯尤其是食品添加剂的关系却鲜有讨论。