多重がんの発生と家族性因子およびライフスタイルに関する後ろ向きコホート研究

多种癌症发生、家族因素、生活方式的回顾性队列研究

基本信息

批准号：
21659167
负责人：
岡本幹三
金额：
$ 1.79万
依托单位：
Tottori University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份：
2009
资助国家：
日本
起止时间：
2009 至 2010
项目状态：
已结题

项目摘要

超高齢化の進行する鳥取県N町を対象にした生活習慣と健康に関する前向きコホート研究から、がん罹患とがんの家族歴やライフスタイルの関係について、鳥取県がん登録資料との記録照合を行い、がん家族歴を中心にした要因分析を行った。対象は40歳から79歳までの4,309人で、平均観察期間は17.3年、Preclinical cancer effectを考慮して調査開始時から2年未満にがん罹患・死亡した人は除外して解析した。観察期間内のがんの罹患数は740人(男性456人,女性284人)、多重がんは76人(男性53人,女性23人)であった。Cox比例ハザード分析の結果、ライフスタイルでは、喫煙習慣のみ有意ながん罹患リスクを認めたが、そのほか生き甲斐やストレスなど精神心理的な生活態度を中心にしたライフスタイルの関連性については有意な結果は得られなかった。がん罹患にがんの家族歴が強く反映される部位としては、胃があげられた。有意ではないが、全部位、食道、女性生殖器、男性生殖器についてもがん家族歴が強く関係することが示唆された。また、多重がんの発生については、単発がん以上にがん家族歴が強く関係する傾向を認めた。解析上の限界として5年以内に親・兄弟姉妹にがんの既往のある場合のみをがんの家族歴有りとしたことや自己申告によるバイアスを考慮するとリスクの過小評価につながるのは避けられないといえる。今後の課題として取り組んでいく必要がある。よって、以上の限界を考慮すると多重がんの発生に家族性因子の関与が無視できないことが示唆されたといえる。

我们通过对人口迅速老龄化的鸟取县N町的生活方式和健康的前瞻性队列研究，将记录与鸟取县癌症登记数据进行比较，以找出癌症发病率、癌症家族史和生活方式之间的关系。进行了一项针对癌症家族史的因素分析。研究对象为4309名年龄在40岁至79岁之间的人，平均观察期为17.3年。考虑到临床前癌症效应，分析排除了研究开始后两年内患癌症或死亡的人。观察期间，740人（456名男性，284名女性）患有多种癌症，76人（53名男性，23名女性）患有多种癌症。 Cox比例风险分析的结果显示，只有吸烟习惯具有显着的患癌症风险，但其他生活方式因素，例如生活动机和压力，并未发现显着风险。胃被认为是癌症家族史在癌症发病率中强烈反映的一个区域。尽管不显着，但有人认为癌症家族史与所有癌症部位、食道、女性生殖器官和男性生殖器官密切相关。此外，多种癌症的发生往往比单一癌症与家族癌症史的相关性更强。分析的局限性在于，只有父母或兄弟姐妹在过去5年内有癌症病史的病例才被认为有癌症家族史，并且考虑到自我报告偏差，可以避免低估癌症家族史。可以说没有。我们需要将这个问题作为未来的问题来解决。因此，考虑到上述局限性，可以说家族因素在多种癌症发生中的参与不容忽视。