寒冷地の農業流域河川における自然浄化作用に関する研究

寒冷地区农业流域及河流自然净化效果研究

基本信息

批准号：
12760157
负责人：
山本忠男
金额：
$ 0.32万
依托单位：
Hokkaido University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
2000
资助国家：
日本
起止时间：
2000 至 2001
项目状态：
已结题

项目摘要

(1)昨年と同じ地区で調査をおこなった。パンケウレトイ川流域の土地利用は、上流部に農地(改修河川区間)、下流部に林地(自然河川区間)が展開している。この河川で定期的に採水(自然河川区間:500m間隔,改修河川区間:約1km間隔)し,水質分析をおこなった。その結果,T-N,NO_3-Nでは改修・自然河川に関わらず,流下にともない濃度低下する傾向にあった。しかしNO_2-N,NH_4-N,リン,SSでは改修河川区間で濃度が上昇し,自然河川区間で濃度が低下する傾向がみられた。とくに5〜6月にその傾向は顕著であった。(2)同様に負荷についてみると,すべての項目で濃度ほど明確な傾向はないが,5〜6月に改修河川区間で増加し,自然河川区間で減少する傾向があった。このことかち自然河川区間おける浄化作用の効果には,日射や植生の活性状況,気温,水温などの季節的な影響が関係していることが推察された。(3)自然河川区間からの流入負荷の影響を考慮した低減負荷量推定式を用いて自然浄化作用の定量化をおこなった。その結果,負荷についてみると自然河川区間であっても浄化作用効果が十分に発現しているとはいえないことが認められた。またタイルを敷設し,有機物付着量から自然浄化作用について検討をおこなったが,明確な傾向はみられなかった。以上が今年度の研究概要である。これまでのところ,湖沼と違って水の滞留が少ない河川では,自然浄化作用がそれほど大きくないという結果が得られた。また課題としていた水質変動のモデル化に関する検討は,現在進行中であり結果を示すには至らなかった。今後もこの件については継続する予定である。

（1）我们在与去年同一地区进行了调查。 Pankeuretoi河流域的土地利用由上游地区和林地（自然河流区）的农业土地（翻新的河流）组成。这条河经常收集（自然河段：间隔500m，翻新河段：间隔1公里），并进行了水质分析。结果，无论是对其进行了翻新还是天然河流，T-N和NO_3-N的浓度都会随着流量而降低。然而，NO_2-N，NH_4-N，磷和SS的浓度倾向于在改良河的区域和天然河的浓度中增加。从五月到六月，这种趋势尤为明显。（2）同样，在考虑装载时，所有浓度都清晰的项目尚无明显的趋势，但是在5月至6月，它翻新的河流区域往往会增加，而天然河地区则减少。据估计，自然河段中纯化的影响与季节性影响有关，例如太阳辐射和植被活动，空气温度和水温。（3）使用自然河段的流入负载的影响，使用减少的负载估计方程来定量自然纯化效果。结果，发现即使在自然河段，纯化效果也无法完全实现。此外，铺设了瓷砖，并根据有机物粘附的量检查了自然纯化作用，但没有观察到明确的趋势。这是今年研究的摘要。到目前为止，与湖泊不同的河流中的自然纯化效应在较低的河流中并不是很大。此外，关于水质波动建模的研究是一个挑战，正在进行中，并且无法显示结果。该问题计划将来继续。