HLA遺伝子と歯周疾患及び歯周病原菌の病因分子に対する抗体産生能との関連性

HLA基因与牙周病的关系及针对牙周病原菌致病分子产生抗体的能力

基本信息

批准号：
09771604
负责人：
新田浩
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Tokyo Medical and Dental University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1997
资助国家：
日本
起止时间：
1997 至 1998
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-09771604/
关键词：
歯周疾患 HLA DNAタイピング Papillon-Lefevre Syndrome Papillon-Letevre Syndrome

项目摘要

歯周疾患感受性における遺伝的要因を追究するため、HLA抗原の血清学的タイピングおよびDNAタイピングを早期発症型歯周炎患者について行った.早期発症型歯周炎患者については60名、さらに、乳歯期に歯周炎を発症するPapillon-Lefevre Syndrome(PLS)の患者3名とその家族4名について行った.その結果、早期発症型歯周炎患者(60名)では血清型クラスI抗原の出現頻度に一般日本人と比べ有意差のある型は認められなかった.血清型クラスIIでは患者群(45名)にA-DQ1の出現頻度が有意に増加していた.一方、PLS患者では3人全員がHLADQlを持っていること、そのうち2人は4つのクラスIIのタイプがまったく同一である(DR4、DR8、DQ1、DQ3)ことが判明した.Papillon-Lefevre Syndrome患者のクラスII抗原について、さらに詳しいDNAタイピングを家族も含めて行った.その結果、血清学的タイプが同一であった2人はDRB1 0406,08032,DQB1 0302,06011を持ちDNA型も同一であった(確率は10万分の1以下).PLS患者ではその原因菌と推察されるA.a.菌の抗原認識パターンが非常に類似していることがウエスタンブロット法により明らかになり、また、PLS患者の家族でA.a.菌に対して高い抗体価を示した者の血清の同菌の抗原認識パターンも類似していることから、A.a.菌に対する免疫応答性が遺伝的に調節されていることが予想された.現在はHLA遺伝子の他、歯周疾患感受性におけるIL-1の遺伝子型の分析も合わせて行っており、その結果では早期発症型歯周炎の患者とIL-1A-889との間に相関が認められた.

为了探讨牙周病易感性的遗传因素，对早发性牙周炎患者进行了HLA抗原血清学分型和DNA分型。本研究对3名PLS（PLS）患者及其4个家属进行了研究。结果显示，早发性牙周炎患者（60名患者）血清型I类抗原的频率与普通牙周炎患者相比存在显着差异。日本人群未观察到血清型 II 型，患者组（45 名患者）为 A-D。 Q1的频率显着增加。另一方面，所有三名PLS患者都有HLADQl，其中两人有完全相同的四种II类类型（DR4、DR8、DQ1、DQ3）。事实证明，Papillon-Lefevre对综合征患者及其家人的II类抗原进行了更详细的DNA分型。结果，两名患者具有相同的血清学类型：DRB1 0406、08032、DQB1。 0302,06011 和相同的 DNA 类型（概率小于十万分之一）。蛋白质印迹显示，在 PLS 患者中，推测为致病菌的 A.a. 细菌的抗原识别模式也非常相似。透露，PLS 患者家属的血清表现出高 A.a. 抗体滴度。由于抗原识别模式也相似，因此预测也进行了对A.a的免疫反应分析，结果表明早发性牙周炎患者与IL-1A-889之间存在相关性。