バンコマイシン誘発性腎障害検出のための尿中NGALの有用性

尿液 NGAL 在检测万古霉素引起的肾损伤中的应用

• 批准号: 18H00385
• 负责人: 佐藤 裕紀
• 金额: $ 0.33万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18H00385/
• 关键词: バンコマイシ; 急性腎障害; NGAL

研究目的 : バンコマイシン(VCM)は抗MRSA薬として臨床上重要な役割を担うが、侵襲性の高い手術後は分布容積や腎機能などが不安定になり、このような全身状態の不良な患者ではVCMによるAKIの発症リスクが高くなることが知られている。AKIの発症は腎機能低下を伴うだけでなく、その回復のために加療を要し、薬物体内動態の変動による有害反応の発現も惹起し得る。そのため、VCM投与中には血清クレアチニンや尿量により腎機能をモニタリングすることが重要となる。しかし、血清クレアチニンや尿量そのものが腎排泄機能のアウトプットであるため、これらの値が変化した際にはすでに腎機能が低下したことを示しており、現状ではAKIの早期検出は困難とされる。前臨床試験において、分泌タンパク質であるNeutrophil Gelatinase-Associated Lipocalin(NGAL)はAKIを検出する尿中バイオマーカーとしての有用性が報告されている。そこで本研究では、NGALに注目した検討を行なった。研究方法 : 京都大学医学部附属病院において心臓血管外科に入院し、開心手術・大血管手術を受け、VCMが開始される患者を対象として、VCM投与後におけるAKIの実態を調査した。また、NGALがVCMによるAKI検出のためのバイオマーカーとなるかどうかを検証する臨床研究のプロトコル、および、尿中におけるNGAL測定方法の整備を行なった。研究結果 : 手術後にVCMが投与された患者のうち約20%においてVCMに関連したAKIが発現することを明らかにした。また、実態調査から明らかになったAKIの発現タイミングをもとに、NGALの有用性を評価するためのプロトコルを整備した。さらに、尿サンプルを用いてNGAL濃を評価する測定系を標準化することに成功した。

研究目的：万古霉素（VCM）作为抗MRSA药物在临床上发挥着重要作用，但高侵入性手术后分布体积和肾功能变得不稳定，已知不推荐用于全身状况较差的患者。 VCM 导致发生 AKI 的风险增加。 AKI的发作不仅伴随着肾功能的下降，需要治疗才能恢复，而且还会因药物药代动力学的改变而引起不良反应。因此，在 VCM 给药期间通过血清肌酐和尿量监测肾功能非常重要。但由于血肌酐和尿量本身就是肾脏排泄功能的输出，这些数值的变化表明肾功能已经下降，目前很难早期发现AKI Ru。在临床前研究中，据报道，分泌蛋白中性粒细胞明胶酶相关脂质运载蛋白 (NGAL) 可用作检测 AKI 的尿液生物标志物。因此，在本研究中，我们重点关注 NGAL。研究方法：我们调查了入住京都大学医院心血管外科、接受直视手术或大血管手术并开始使用 VCM 的患者在服用 VCM 后 AKI 的实际状况。我们还开发了一项临床研究方案，以验证 NGAL 是否可以作为使用 VCM 检测 AKI 的生物标志物，以及一种测量尿液中 NGAL 的方法。研究结果：我们发现大约 20% 术后接受 VCM 的患者出现 VCM 相关的 AKI。此外，我们还根据实际调查揭示的 AKI 发生时间制定了评估 NGAL 有效性的方案。此外，我们还成功实现了使用尿样评估 NGAL 浓度的测量系统的标准化。

项目成果

Effects of fasting on warfarin sensitivity index in patients undergoing cardiovascular surgery.

禁食对心血管手术患者华法林敏感性指数的影响。

• DOI: 10.1007/s00228-018-2592-4
• 发表时间: 2019
• 期刊: Eur J Clin Pharmacol
• 影响因子: 2.9
• 作者: Katada Y;Nakagawa S;Nishimura A;Sato Y;Taue H;Matsumura K;Yamazaki K;Minakata K;Yano I;Omura T;Imai S;Yonezawa A;Sato Y;Nakagawa T;Minatoya K;Matsubara K.
• 通讯作者: Matsubara K.