東北農村の「いえ」と「むら」に関する歴史的・現代的観点に基づく社会学的研究

基于历史和当代视角的东北农村“ie”和“mura”的社会学研究

• 批准号: 10710078
• 负责人: 菅野 仁
• 金额: $ 1.28万
• 依托单位: Miyagi University of Education
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1998
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1998 至 1999
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-10710078/
• 关键词: 「いえ」; 「むら」; 農本主義; 女性リーダー; 経営体; 共同性; 生産の複合化; 「いえ」と「むら」; 個別経営

明治以降今日に至るまでの東北農村の「いえ」と「むら」の有り様を多角的にとらえるため、次の調査対象地を中心にフィールドワークを行った。山形県庄内地方については戦前期の「農本主義」運動の性格の解明、青森県津軽地方については「りんご」生産をめぐる個別経営と「むら」的共同性の関連、、青森県南部地方については、女性リーダーを中心とする産直センターの設立と地域への影響、宮城県大崎地方については稲作経営と生産の複合化推進の現状等について、資料収集、聞き取りを行った。結論的にいえることは、もちろん地域によるさまざまな個別的な差異はあるにしても、東北農村においては地域的紐帯としての「むら」的性格は高度経済成長期を境に急速に失われつつも、しかし首都圏や地方大都市と比べるとなお生活・生産の共同的性格は失われていはいないこと。さらに農家の「いえ」的性格については、いえ=「伝統的」「封建的」生活組織ととらえるのではなく、「生産と生活の共同的経営体」と理解すれば、依然として「いえ」は存在しかつ日本農業の将来を考えても「いえ」的経営は必要不可欠であろうという論点が浮き彫りになった。

为了从多方面了解从明治时代至今东北农村的“ie”和“mura”状况，我们针对以下研究目标领域进行了实地调查。对于山形县庄内地区，我们将澄清战前时期“农业主义”运动的性质，对于青森县津轻地区，我们将研究个体经营与“村”之间的关系围绕“苹果”生产和青森县南部地区的社区，收集了有关由女性领导者领导的直接农场中心的建立及其对该地区的影响以及该地区的资料并进行了采访。宫城县大崎地区推进水稻种植管产一体化现状总而言之，虽然每个地区存在不同的个体差异，但在东北农村，作为地区纽带的“村”特征在经济高速增长时期后正在迅速消失，但与首都圈和地方大都市相比。 ，生活和生产的公共性并没有丧失。再者，对于农民的“集体”性质，如果我们理解“集体”不是一个“传统的”或“封建的”生活组织，而是一个“生产、生活的集体管理机构”，而且“不”管理对于日本农业的未来至关重要。