学校教育の知識観がアフリカ狩猟採集社会にもたらす影響に関する言語社会化研究

学校教育知识观对非洲狩猎采集社会影响的语言社会化研究

• 批准号: 22K13263
• 负责人: 園田 浩司
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Niigata University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2027-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-22K13263/
• 关键词: 学習者の認知; 学習環境; 学校教育のメタファー; 学校化された思考法; 社会化; 私有財としての知; 知識観; 狩猟採集社会; 自立共生的な教育; 言語社会化

本研究では、「私有財としての知」という知識観の観点から、カメルーンの狩猟採集社会に学校教育がもたらす影響を論じる。今年度は、引き続き世界的に「コロナ禍」の状況に設定されており、安全な渡航（出入国）が困難であると判断したことから、国内において、まずは学校教育研究をめぐる報告者の論点について整理した。カメルーン狩猟採集社会における学校教育をめぐる相違点や問題点（とりわけ、学校教育制度ではなく、学習環境における学習者の認知という点に着目して）に整理し、出版した（園田, 2022）。また国際学会などでの参加・発表と分科会での質疑応答を通して、文化人類学や教育人類学の考え方において、小規模社会の学習環境を学校のメタファーを用いて論じる問題点について気が付いた（Sonoda, 2022）。なぜ私たちが「教えること」とか「学ぶこと」について考えるときに、学校のメタファーを使うのかをそもそも問わないといけないのではないか。対象を分析するための分析枠組みにおいて、そもそも分析者が、学校的まなざし（学校化された思考法）を持ち込んでしまう問題について整理した。こうした分析視角の課題が見えてきたことによって、来年度以降に予定している海外調査に生かす手立てを探っていく。

本研究从知识作为“私有财产的知识”的角度讨论了学校教育对喀麦隆狩猎采集社会的影响。今年，在全球持续处于“新冠灾难”状态、安全出行（出入境）困难的情况下，我们首先讨论主持人关于日本学校教育研究的争论点。 。我整理并出版了喀麦隆狩猎采集社会学校教育的差异和问题（特别关注学习者在学习环境中的认知而不是学校教育系统）（Sonoda，2022）。另外，通过国际会议的参与和演讲以及小组委员会问答环节，我意识到在文化人类学和教育人类学的思维中使用学校隐喻讨论小规模社会的学习环境的问题（Sonoda，2022） 。我们首先需要问自己，为什么我们在思考“教学”和“学习”时使用学校隐喻。在分析主体的分析框架中，我首先梳理了分析师引入学校式思维方式（a school-like way of Thinking）的问题。从分析的角度确定了这些问题后，我们将寻找在明年及以后计划的海外研究中利用它们的方法。

项目成果

生きなおすための民話―人類学的フィールドワーカーの身体を学ぶ文化理解教育―

复兴生命的民间故事：了解人类学田野工作者身体的文化理解教育。

• 发表时间: 2022
• 期刊: 日本国際理解教育学会研究・実践委員会（2019年度－2021年度）研究成果報告書オンライン版 地域論プロジェクト
• 作者: 山本匡毅;MIZUNO Masahiko;岡本耕平監修 阿部康久・土屋純・山元貴継編;山神 達也;Akio Kondo;立見淳哉;山本匡毅;山神達也;長尾謙吉;西山弘泰;公益社団法人日本地理学会，長尾謙吉，水野真彦;飯塚宜子;西山弘泰;園田浩司
• 通讯作者: 園田浩司

個人を型に嵌めるのが「社会化」か？―狩猟採集社会の社会化論にむけて―

是不是把个体融入到一个模子里的“社会化”？

• 发表时间: 2022
• 作者: 飯塚宜子;孫美幸;園田浩司;園田浩司
• 通讯作者: 園田浩司

Reconsidering the Question of “Do Hunter-gatherers Teach Children?”

重新思考“狩猎采集者教孩子吗？”的问题

• 发表时间: 2022
• 作者: 飯塚宜子;孫美幸;園田浩司;西川慧;Koji Sonoda
• 通讯作者: Koji Sonoda

教育の起源を探る

探索教育的起源

• 发表时间: 2023
• 作者: 長沢栄治監修;竹村和郎編;安藤寿康
• 通讯作者: 安藤寿康