エジプト第二中間期における葬送儀礼の再構築とその戦略性の復元

埃及第二中期丧葬仪式的重建及其战略性质的恢复

基本信息

批准号：
22K13239
负责人：
山崎世理愛
金额：
$ 1.41万
依托单位：
Waseda University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-22K13239/
关键词：
古代エジプト中王国時代第二中間期葬送儀礼装身具

项目摘要

当該年度は、まず分析に向けて第二中間期に年代付けられる各種資料を集成した。特に、リシ棺と呼ばれる当該期に特徴的な人型棺を集めた先行研究をもとに、本研究で対象とする装身具に焦点を当て整理した。さらに、海外の博物館での実見調査も実施した。また、これまで研究を進めてきた中王国時代の様相を一層詳細に検討し直し、第二中間期のリシ棺や一部考古資料との比較をおこなった。具体的には、中王国時代初期から体系化された装身具を被葬者に捧げる儀礼について、棺装飾（＝オブジェクト・フリーズ）と実際の考古資料をもとに儀礼に用いられる装身具の変遷を追った。その結果、中王国時代前期には地方で局地的に取り入れられていた装身具が中王国時代末に中心地の墓で見られるようになり、さらにそれが第二中間期には主要な装身具になることが判明した。つまり、中王国時代前期に地方で局地的に実践され姿を消した儀礼が中王国時代末に北部エジプトの中心地で再度行為化され、それが第二中間期の南部エジプトへ継承されるという流れである。その背景として、地方の中部エジプト以南ですでに価値が認められていた儀礼を中王国時代末に王族など上層が取り入れることで、今後の支配で重要になる南部を内的に取り込もうとした可能性を考えた。そしてそれが第二中間期には一層確立されていったと推測される。第二中間期の儀礼や埋葬習慣は、中王国時代の中心地（＝北部）の伝統と第二中間期の中心である南部の伝統が融合していると言われてきたが、そのなかで中王国時代の伝統とは典型的なものだけでなく、かつて地方でのみ取り入れられていた要素が強く見られる点を指摘したことは、中王国時代から第二中間期の展開を復元するうえで重要である。

今年，我们首先整理了第二中期的各种资料进行分析。特别是，根据之前收集的具有该时期特征的人形棺材（称为仙人棺材）的研究，本次研究重点关注了作为研究对象的配件。此外，我们还对海外博物馆进行了实地考察。此外，我们重新审视了我们一直在更详细地研究的中王国时期的各个方面，并将它们与第二中间时期的圣人棺材和一些考古材料进行了比较。具体来说，对于自中王国早期以来已系统化的向死者赠送珠宝的仪式，本研究根据棺材装饰（物品饰带）和实际考古材料追溯了仪式中使用的珠宝的变化。。结果，中王国早期当地采用的珠宝在中王国末期的中央墓葬中出现，到了第二中间时期，它成为了主要的珠宝。换句话说，中王国早期在当地实行但后来消失的仪式在中王国末期在北埃及中心重新进行，并在第二中间时期传到了南埃及。流量。作为背景，有可能在中王国末期，王室和其他上层阶级试图通过采用已经被认为有价值的仪式来将南方地区内在化，而这将在未来的统治中变得重要。在埃及中部以南的地区，我想到了性。据推测，这一点在第二个中间时期得到了进一步确立。有人说，第二中间时期的仪式和丧葬习俗是中王国中部（北部）和南部传统的融合，指出第二中间时期的中心。中王国的传统不仅是典型的，而且还具有曾经仅在局部地区采用的强烈元素，对于重建中王国到第二中间时期的发展非常重要。