Feasibility and Limits of Concert of World in the First Half of Interwar Period: Consequence of Great Power Politics in East Asia

两次世界大战前半期世界协调的可行性与局限性：东亚大国政治的后果

• 批准号: 20K01527
• 负责人: 大原 俊一郎
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Asia University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K01527/
• 关键词: 集団安全保障; 国際協調; 勢力均衡; 諸国家体系の成熟; 平和秩序の構築; 自由主義の再検討; 大国政治; 東西対立の起源; ヨーロッパ協調; ウィーン会議; 両大戦の起源; 世界協調; 国際秩序構築; 両大戦の原因; 自由民主主義の再検討; 平和構築; 国際安全保障

本課題は、18世紀から19世紀にかけての「諸国家体系の成熟」とその具体的成果としての「ヨーロッパ協調」の観点から戦間期を再検討し、とりわけ戦間前期における国際システムの成熟（＝世界協調）に真に寄与するはずであった構想や試み、そしてそれを阻害した諸要因を総合的に検討する。本年度は、ウィーン体制期研究により国際政治史の基礎構造を解明し、それとの比較の中で戦間期国際秩序の構造的前提を明らかにすることであり、事件史解明に比重を置いた当初計画よりも構造史解明に比重を置いた研究活動となった。具体的には、次のような成果を挙げることができる。①17世紀・18世紀から19世紀初頭にかけて約200年間をかけて行われた「諸国家体系の成熟」によって、国際秩序は第5層―国際紛争（戦争状態）、第4層―二極均衡、第3層―多極均衡、第2層―国際協調（大国間協調）、第1層―集団安全保障、という重層的・ヒエラルキー的構造によって成り立っていると分析することができる。②ウィーン体制期（特に1815-22年）に成立した集団安全保障は、それ以前に積み重ねられた重層性の上に成立したものと分析することができる。③19世紀の国際政治史は、1822年に第2層、19世紀中盤に第3層、19世紀後半には第3層から第4層へと劣化し、20世紀前半にかけて第5層にまで劣化したものとみることができる。④20世紀におけるウィルソン流の集団安全保障概念は、19世紀後半に出現した第4層（二極均衡）をヨーロッパ外交の本質として捉え、第3層、第2層の成熟の成果や成熟への取り組みを否定するような平板な勢力均衡批判を背景とするものであり、そのことによって20世紀以降の国際秩序がつねに成熟を妨げられ、戦間期においても、国際連盟という第2層のアリーナを築くことには成功したものの、第3層の再強化に失敗し、秩序崩壊を招く結果になったのではないかと判断される。

该问题从18至19世纪的“成熟到国家制度”的角度重新审查了两次世界大战期间，并以“欧洲合作”为具体的结果，并全面研究了在Interwar周期和因素上，本来应该真正促进国际体系（=世界合作）的概念和尝试。今年，我们将通过维也纳政权期间的研究来阐明国际政治历史的基本结构，相比之下，我们将阐明两次世界大战之间的结构性前提，这项研究活动的重点是阐明结构历史，而不是针对阐明事件历史的原始计划。 Specifically, the following results can be achieved: 1) Due to the "maturation of the state systems" that took place over approximately 200 years from the 17th and 18th centuries to the early 19th centuries, the international order can be analyzed as being made up of a multi-layered, hierarchical structure: Layer 5 - international conflict (state of war), Layer 4 - bipolar equilibrium, Layer 3 - multipolar equilibrium, Layer 2 - international cooperation (major电力合作），第1层 - 集体安全。 2）可以分析在维也纳政权期间建立的集体安全性（尤其是1815-22），可以根据上一个时期的分层性质确定。 ③19世纪的国际政治历史在1822年，即19世纪中叶，从19世纪下半叶的第三层到第四层，从19世纪的下半叶，从第三层到第四层，从第五层到第五层，从第五层到20世纪的上半叶。 ④威尔逊人在20世纪的集体安全概念是基于对权力平衡的统一批评，该批评视为19世纪下半叶的第四层（双极平衡）是欧洲外交的本质，并拒绝了成熟和在第三层成熟的成就的努力。自20世纪以来，这一直阻止国际秩序的成熟，尽管它成功地建立了第二层竞技场，即国际联盟，但在两次世界大战期间，它未能加强第三层，导致秩序崩溃。

项目成果

国際秩序の変容とドイツ外交の戦略形成（17世紀から21世紀まで）

国际秩序变迁与德国外交战略形成（17世纪至21世纪）

• 发表时间: 2020
• 作者: Sakata;Yasuyo;Tina Burrett;Hisahiro Kondoh and Tatsufumi Yamagata;池本大輔;伊藤弘太郎;大原 俊一郎;大井知範;Daisuke Ikemoto;Tatsufumi Yamagata and Hisahiro Kondoh;川久保文紀;Tina Burrett;山根健至;Fuminori Kawakubo;大原 俊一郎;池本大輔;Tina Burrett;山根健至;伊藤弘太郎;Hisahiro Kondoh and Tatsufumi Yamagata;大原 俊一郎;川久保文紀;池本大輔;Tina Burrett;大原 俊一郎
• 通讯作者: 大原 俊一郎

ウィーン体制におけるイギリス外交の特異性―ドイツから見たヨーロッパ共通・集団安全保障の崩壊

维也纳体系下英国外交的特点：从德国看欧洲共同和集体安全的崩溃

• 发表时间: 2021
• 作者: Sakata;Yasuyo;Tina Burrett;Hisahiro Kondoh and Tatsufumi Yamagata;池本大輔;伊藤弘太郎;大原 俊一郎;大井知範;Daisuke Ikemoto;Tatsufumi Yamagata and Hisahiro Kondoh;川久保文紀;Tina Burrett;山根健至;Fuminori Kawakubo;大原 俊一郎;池本大輔;Tina Burrett;山根健至;伊藤弘太郎;Hisahiro Kondoh and Tatsufumi Yamagata;大原 俊一郎
• 通讯作者: 大原 俊一郎

ウィーン体制におけるイギリス外交の特異性―ドイツから見たヨーロッパ共通・集団安全保障の形成と崩壊

维也纳体系下英国外交的特质：德国视角下欧洲共同集体安全的形成与崩溃

• 发表时间: 2021
• 作者: Sakata;Yasuyo;Tina Burrett;Hisahiro Kondoh and Tatsufumi Yamagata;池本大輔;伊藤弘太郎;大原 俊一郎;大井知範;Daisuke Ikemoto;Tatsufumi Yamagata and Hisahiro Kondoh;川久保文紀;Tina Burrett;山根健至;Fuminori Kawakubo;大原 俊一郎
• 通讯作者: 大原 俊一郎

ウィーン体制におけるヨーロッパ集団安全保障の形成と崩壊

维也纳体系中欧洲集体安全的形成与崩溃

• 发表时间: 2022
• 作者: Sakata;Yasuyo;Tina Burrett;Hisahiro Kondoh and Tatsufumi Yamagata;池本大輔;伊藤弘太郎;大原 俊一郎
• 通讯作者: 大原 俊一郎