A Critical Research into "Politics entailing Ethics" in Western Medieval Scholasticism

西方中世纪经院哲学“政治蕴含伦理”的批判研究

• 批准号: 21H00469
• 负责人: 辻内 宣博
• 金额: $ 10.98万
• 依托单位: Waseda University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2026-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21H00469/
• 关键词: 倫理学と政治学; 道徳と法; 共同体主義; 徳倫理学; 倫理学的政治学

古代については，プラトンの『プロタゴラス』におけるプロタゴラスの「大演説」の議論構造と作品全体での位置づけを通じて，徳の教育可能性への新たな解釈の視座を提供し，また，家政の領域を公私の交わる場としつつ，私的なものから公的なものへという方向性を重視するのか，それとも，公私の区別を取り払うのかという枠組みの中での新プラトン主義の位置づけが提起された。中世については，万民法（ius gentium）と国法（ius civile）の位置づけに関する神学者と法学者との相違から道徳と法との関係に関する新たな視座が提示され，また，トマス・アクィナスにおける政治的思慮の角度からの分析により，政治学と倫理学との関係に関する論点が整理され，そして，動物を人間による道徳的な配慮の対象とする可能性を検討することを通じて，自然的世界全体の統治という観点での政治と倫理の関係に関する視座が提示され，また，ジャン・ビュリダンにおける立法的思慮（統治者）と政治的思慮（従属者）の分析や思慮と学問知との関係の分析を通じて，倫理学と政治学とが交錯する地平が示され，さらに，ヴァンサン・ド・ボーヴェにおける「忠誠（fides）」の分析を中心として，fides が道徳的規範であると同時に，社会的な統合原理としても機能していたことが提示された。近代については，ヘーゲルの『哲学史講義』におけるプラトンの『国家』に対する評価を分析することを通じて，個人の欲求追求や私的所有という契機をポリスの構造のうちに有機的に取り込む試みを行っていたことが提示され，さらに，マーサ・ヌスバウムとオノラ・オニールについて，国境を越える正義という問題を巡って両者の論を分析し，その方法をめぐる対立点の提示が行われた。

就古代而言，我们通过柏拉图《普罗泰戈拉伟大演讲》的论证结构及其在整部作品中的地位，为美德的可教性提供了新的解释视角，并探讨了新柏拉图主义在柏拉图《普罗泰戈拉》中的地位。是否应该强调从私人到公共的方向，或者消除公共和私人之间的区别，提出了一个框架，作为两者的交集。在中世纪，普遍法（ius gentium）和国家法（ius基于神学家和法学家对于公民社会立场的差异，提出了道德与法律关系的新视角，并从托马斯·阿奎那的政治考量角度分析揭示了政治与伦理的关系问题。动物之间的关系被组织起来，通过考虑使动物成为人类道德考虑对象的可能性，可以理解整个自然世界。提出了从治理角度看待政治与伦理关系的视角，以及《让·布里丹》中立法考量（统治者）和政治考量（下属）的分析，以及考量与学术知识之间的关系分析。通过这部作品展现了伦理与政治交叉的视野，并重点分析了文森特·德·博韦的“忠诚（fides）”，事实证明，法律不仅充当道德规范，而且充当社会融合的原则。就近代而言，通过分析柏拉图在黑格尔《哲学史讲座》中对“国家”的评价，试图将个人追求欲望和私有财产的机会有机地纳入城邦的结构之中。此外，他还分析了玛莎·努斯鲍姆和奥诺拉·奥尼尔关于跨国正义问题的论点，并提出了他们方法上的冲突点。

项目成果

〈それがすべてではない〉と語り続ける能力――純粋実践理性の一解釈――

继续说“这不是全部”的能力——纯粹实践理性的解释——

• 发表时间: 2022
• 期刊: 哲学論集
• 作者: 山口 雅広;三重野 清顕;御子柴 善之
• 通讯作者: 御子柴 善之

アクィナスの『倫理学註解』・『政治学註解』序文を読む

阅读阿奎那《伦理学评论》和《政治学评论》的序言。

• 发表时间: 2021
• 作者: 山口 雅広;三重野 清顕;御子柴 善之;山口 雅広;辻内 宣博;西村 洋平;藤本 温;御子柴 善之;吉沢 一也;西村 洋平;西村 洋平;藤本 温;山口 雅広;川添 信介;辻内 宣博;辻内 宣博;鈴木 道也;三重野 清顕;御子柴 善之;西村 洋平;西村 洋平;山口 雅広;八巻 和彦;川添 信介;川添 信介
• 通讯作者: 川添 信介

プラトン『国家』における倫理と政治

柏拉图《理想国》中的伦理与政治

• 发表时间: 2021
• 作者: 山口 雅広;三重野 清顕;御子柴 善之;山口 雅広;辻内 宣博;西村 洋平;藤本 温;御子柴 善之;吉沢 一也;西村 洋平;西村 洋平;藤本 温;山口 雅広;川添 信介;辻内 宣博;辻内 宣博;鈴木 道也;三重野 清顕;御子柴 善之;西村 洋平;西村 洋平;山口 雅広;八巻 和彦;川添 信介;川添 信介;鈴木 道也;辻内 宣博;西村 洋平;西村 洋平;西村 洋平;藤本 温;三重野 清顕;三重野 清顕;三重野 清顕;三重野 清顕;御子柴 善之;御子柴 善之;山口 雅広;山口 雅広;吉沢 一也
• 通讯作者: 吉沢 一也

「原罪論」の形成と展開（担当：「オッカムにおける道徳の理論――原罪論を起点として」245-269頁）

原罪论的形成与发展（负责：奥卡姆道德论：从原罪论开始，第245-269页）

• 发表时间: 2021
• 作者: エッカート・フェルスター;三重野 清顕;佐々木 雄大;池松 辰男;岡崎 秀二郎;岩田 健佑;上智大学中世思想研究所（編）山口 雅広（共著）他9名;上智大学中世思想研究所（編）辻内 宣博（共著）他9名
• 通讯作者: 上智大学中世思想研究所（編）辻内 宣博（共著）他9名

性向あるいは徳としてのカリタスにかんする若干の考察（下）――トマス・アクィナス『命題集注解』の場合――

关于明爱作为一种倾向或美德的一些想法（第二部分）——以托马斯·阿奎那对命题的评论为例——

• 发表时间: 2023
• 期刊: 龍谷哲学論集
• 作者: Hitomi Yanaka;Koji Mineshima;and Kentaro Inui;有馬斉;轟孝夫;山口雅広
• 通讯作者: 山口雅広