DNA損傷時のエピゲノム修復における長鎖非翻訳RNAの役割と発がんへの関与

长链非翻译RNA在DNA损伤后表观基因组修复中的作用以及参与致癌作用

基本信息

批准号：
20K20598
负责人：
近藤豊
金额：
$ 16.64万
依托单位：
Nagoya University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-07-30 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K20598/
关键词：
非翻訳RNA エピゲノム DNA損傷相同組換え修復長鎖非翻訳RNA

项目摘要

本研究では、DNA損傷時のエピゲノム安定性の維持・調節機構について、長鎖非翻訳RNAの機能に着目し明らかにすることを目的とする。ゲノム、およびエピゲノム安定性の維持は細胞の生存や個体の発生において極めて重要であり、その破綻はがん等の疾患の原因となる。特にDNA損傷時にエピゲノム情報が失われたり傷ついたりした際に、どのようにオリジナルのエピゲノム修飾が修復・維持されるのかについては解明が進んでいない。本研究では、DNA損傷時のエピゲノム安定性の維持・調節機構について、長鎖非翻訳RNA（lncRNA）の機能に着目し明らかにすることを目的とする。とりわけ、これまで解析を進めてきたTUG1を含めDNA損傷関連lncRNAに注目する。エピゲノム不安定性は、がん細胞の発生および可塑性の獲得のための分子基盤として重要な要素のひとつであり、その誘導機序を解明することは、がんの生物学的理解のみならず、新たな予防・治療標的を見出す革新的アプローチにつながる。本研究ではDNA損傷によってDNAメチル化情報やヒストンタンパク質の脱離した領域におけるエピゲノム修復機構として、lncRNAを介する機構を提起し、エピゲノム安定性に関しての解明を試みる。本年度は、① DNA損傷修復に関連する新たなlncRNAの同定、③ DNA損傷に関与することを明らかにしたTUG1についての機序の解明、を実施した。なお一昨年度確立したDNA損傷誘導系を評価した結果、DNA損傷誘導が予測通り進まずそのサブテーマについては計画を中断している。

本研究的目的是阐明DNA损伤过程中表观基因组稳定性的维持和调节机制，重点关注长链非翻译RNA的功能。维持基因组和表观基因组的稳定性对于细胞生存和个体发育极其重要，其破坏会导致癌症等疾病。特别是，当表观基因组信息因 DNA 损伤而丢失或损坏时，原始表观基因组修饰如何修复和维持仍不清楚。本研究的目的是通过关注长非编码RNA（lncRNA）的功能来阐明DNA损伤过程中表观基因组稳定性的维持和调节机制。我们将特别关注与 DNA 损伤相关的 lncRNA，包括我们迄今为止一直在分析的 TUG1。表观基因组不稳定性是癌细胞发展和获得可塑性的分子基础的重要因素之一，阐明其诱导机制不仅有助于我们了解癌症的生物学，而且可以提供新的信息，从而带来创新的方法。发现预防和治疗目标。在本研究中，我们提出了一种lncRNA介导的表观基因组修复机制，修复DNA甲基化信息和组蛋白因DNA损伤而被去除的区域，并试图阐明表观基因组的稳定性。今年，我们进行了1）与DNA损伤修复相关的新lncRNA的鉴定，以及3）阐明了TUG1的机制，TUG1被揭示与DNA损伤有关。此外，对前年建立的DNA损伤诱导系统进行了评估，结果发现DNA损伤诱导并没有按预期进行，因此该子主题的计划已中止。

项目成果

期刊论文数量（38）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

「女性科学者シンポジウム：女性科学者が切り開くがん分子標的創薬」脳腫瘍に対する新規LSD1阻害剤の治療効果.

《女性科学家研讨会：女性科学家开启的癌症分子靶向药物发现》新型LSD1抑制剂对脑肿瘤的治疗效果。

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
新城恵子;近藤　豊.
通讯作者：
近藤　豊.

Autocrine HGF/c-Met signaling pathway confers aggressiveness in lymph node adult T-cell leukemia/lymphoma

DOI：
10.1038/s41388-020-01393-x
发表时间：
2020-08
期刊：
Oncogene
影响因子：
8
作者：
H. Totani;Keiko Shinjo;Miho Suzuki;Keisuke Katsushima;S. Mase;A. Masaki;A. Ito;M. Ri;S. Kusumoto;H. Komatsu;T. Ishida;H. Inagaki;S. Iida;Y. Kondo
通讯作者：
H. Totani;Keiko Shinjo;Miho Suzuki;Keisuke Katsushima;S. Mase;A. Masaki;A. Ito;M. Ri;S. Kusumoto;H. Komatsu;T. Ishida;H. Inagaki;S. Iida;Y. Kondo

非翻訳RNA　TUG1によるDNAポリラーゼHの発現上昇は卵巣癌のシスプラチン耐性獲得に関与する.

非翻译 RNA TUG1 增加 DNA 聚合酶 H 的表达与卵巢癌顺铂耐药性的获得有关。