北極におけるエアロゾルの動態と気候影響

北极的气溶胶动力学和气候影响

基本信息

批准号：
20H00638
负责人：
近藤豊
金额：
$ 29.12万
依托单位：
National Institute of Polar Research
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20H00638/
关键词：
環境変動気候変動極地地球変動予測

项目摘要

COSMOSによるBC質量濃度MBCの測定ではサンプル空気を300℃に加熱し、BC以外のエアロゾルを除去することが重要である。これまで、故障が頻発したヒーターに代わりシーズヒーターを用いた新たなCOSMOS用の加熱インレットを製作し、北極のバロー（アラスカ）、ニーオルスン（ノルウェー）、アラート（カナダ）、パラス（フィンランド）での運用を始めた。またその他のCOSMOSの機能を改良し、より安定した観測が行えるようにした。この北極の4地点で、他グループによりAethalometerで長期間測定されてきたBCの光吸収係数babsの値をCOSMOSのMBCと比較し、babsをMBCに変換するための係数である光吸収断面積MACを推定した。MACの平均値と変動幅を初めて求めることが出来た。これを用いることで、Aethalometerによる過去のbabsのデータからMBCを約30%の精度で再現することが可能になった。降水中の酸化鉄（FeOx）レーザー誘起白熱法で測定するのであるが、BCとの分離、水からの抽出効率、長期保存した場合の粒径分布の安定性といった点について、実験的・理論的に調べた。この結果を論文として出版した。ニーオルスンにおいける降水の採集を継続した。降水中のBC濃度の測定は、BCを水中から大気中に浮遊させた後にSP2で検出するという独自に開発した方法を用いた。これまで開発してきた全球エアロゾルモデルを用いて北極大気中および降水中のBCの観測によってモデルを評価・検証した。また、北極におけるBCの発生源寄与（東アジア・ロシアの人為発生源、シベリアのバイオマス燃焼など）の季節変動を調べた。この結果を論文としてまとめ、国際誌に出版した。

使用 COSMOS 测量 BC 质量浓度 MBC 时，将样品空气加热至 300°C 以除去 BC 以外的气溶胶非常重要。迄今为止，我们已经为 COSMOS 创建了一个新的加热入口，使用铠装加热器来取代经常发生故障的加热器，并在北极的巴罗（阿拉斯加）、纽约奥勒松（挪威）、阿勒特（加拿大）运行。，帕拉斯（芬兰）开始。其他 COSMOS 功能也得到了改进，以实现更稳定的观测。在北极的这四个点，我们将其他小组长期以来用Aethalometer测量的BC的光吸收系数babs的值与COSMOS的MBC进行了比较，并比较了光吸收横截面MAC，是将babs转换为MBC估计的系数。我们第一次能够确定MAC的平均值和波动范围。通过使用它，可以从 Aethalometer 的过去 babs 数据中再现 MBC，精度约为 30%。沉淀中的氧化铁 (FeOx) 采用激光诱导白炽法进行测量，但在与 BC 的分离、从水中的提取效率以及长期储存期间粒径分布的稳定性等方面进行了实验和理论研究我调查了一下。结果以论文形式发表。我们继续收集新奥勒松的降水数据。为了测量降水中的BC浓度，我们采用了独立开发的方法，将BC从水中悬浮到大气中，然后使用SP2进行检测。利用迄今为止开发的全球气溶胶模型，我们通过观测北极大气中的BC和降水来评估和验证该模型。我们还研究了北极地区黑碳来源（东亚和俄罗斯的人为来源、西伯利亚的生物质燃烧等）贡献的季节变化。研究结果被汇编成论文并发表在国际期刊上。

项目成果

期刊论文数量（138）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

High sensitivity of Asian dust emission, transport, deposition, and climate impacts to threshold friction velocity

亚洲沙尘排放、输送、沉积和气候影响对阈值摩擦速度高度敏感

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
甲斐憲次;神慶孝;河合慶
通讯作者：
河合慶

Researchmap

研究地图

DOI：
发表时间：
期刊：
影响因子：
0
作者：
通讯作者：

The underappreciated role of anthropogenic sources in atmospheric soluble iron flux to the Southern Ocean

DOI：
10.1038/s41612-022-00250-w
发表时间：
2022-04
期刊：
npj Climate and Atmospheric Science
影响因子：
9
作者：
Mingxu Liu;H. Matsui;D. Hamilton;K. Lamb;S. Rathod;J. Schwarz;N. Mahowald
通讯作者：
Mingxu Liu;H. Matsui;D. Hamilton;K. Lamb;S. Rathod;J. Schwarz;N. Mahowald

Temporal and spatial variabilities in recent surface mass balance at EGRIP, Greenland.

格陵兰岛 EGRIP 最近表面质量平衡的时间和空间变化。

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
影响因子：
0
作者：
Komuro;Y.;Nakazawa;F.;Nagatsuka;N.;Hirabayashi;M.;Shigeyama;W.;Matoba;S.;Homma;T.;Goto-Azuma;K.
通讯作者：
K.

北極域に沈着したBC濃度と粒径分布

北极地区沉积的BC浓度和粒径分布

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
影响因子：
0
作者：
森　樹大;東久美子;近藤豊;塚川佳美;三浦和彦;平林幹啓;小池真;茂木信宏;大畑祥;大島長;杉浦幸之助;青木輝夫;Martin Schneebeli;佐藤篤司;對馬茜;Vladimir MAKAROV;大宮哲;杉本敦子;鷹野真也
通讯作者：
鷹野真也