壁外進展様式に着目した術前治療抵抗性直腸癌の病的機構解明

聚焦壁外进展模式阐明直肠癌术前治疗耐药的病理机制

• 批准号: 22K08886
• 负责人: 久保田 隼介
• 金额: $ 2.25万
• 依托单位: Hirosaki University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K08886/
• 关键词: 直腸癌; 術前治療; 壁外病変; プロテオーム解析; 組織透明化法

2015年から2021年の期間に、当施設において、術前化学療法(NAC)としてS-1+Oxaliplatin療法を施行した下部直腸癌症例のうち、治療前後にMRI画像で壁外病変の評価を行った52症例を対象とした。術前化学療法後の壁外病変残存の有無によって、NAC-effective群とNAC-resistant群に分類した。NAC-effective群3例とNAC-resistant群6例を選択し、液体クロマトグラフィー法によりタンパク質の抽出および同定を行った。同定されたタンパク質は約1300種類であった。その後、判別分析を行い、二群の判別に貢献度の高い207種類のタンパク質を選択した。これらを対象に、KEGG pathway database を基にパスウェイ解析を行なった。TCA cycle、Carbon metabolism、Focal adhesion等の生物学的経路が二群間で変動していることが明らかになった。文献的考察の結果、含硫アミノ酸(Sulfur-containing amino acid)であるメチオニン、システインの代謝異常が悪性腫瘍の発生に関連していることが報告されていた。よって、悪性腫瘍との関連が示唆される生物学的経路Sulfur metabolismに着目した。今回同定したタンパク質のうち、SELENBP1、ETHE1、SQOR、THTR、MPSTの5タンパク質が同経路に属していた。今後はこれらのタンパク質を対象としてさらなる研究を進める予定である。

2015年至2021年，在我院接受S-1+奥沙利铂新辅助化疗（NAC）的下位直肠癌患者中，使用MRI图像评估治疗前后的壁外病变。研究对象为52例。根据术前化疗后有无残留壁外病变将患者分为NAC有效组和NAC耐药组。选取NAC有效组中的3名患者和NAC耐药组中的6名患者，采用液相色谱法提取蛋白质并进行鉴定。鉴定出大约 1300 种蛋白质。之后，我们进行了判别分析，选出了207个对两组之间的判别贡献较大的蛋白质。基于 KEGG 通路数据库对这些受试者进行通路分析。很明显，两组之间的生物途径（例如 TCA 循环、碳代谢和粘着斑）存在差异。文献综述结果显示，含硫氨基酸蛋氨酸和半胱氨酸的代谢异常与恶性肿瘤的发生有关。因此，我们关注硫代谢，这是一种被认为与恶性肿瘤相关的生物途径。此次鉴定的蛋白中，有 5 个蛋白属于同一通路：SELENBP1、ETHE1、SQOR、THTR 和 MPST。未来，我们计划针对这些蛋白质进行进一步的研究。